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「それはどうかなー」
ちょっと肩をすくめてそう答えると、シェナは「ひえっ!?」と声を上げた。
「やだー、チヒロと気まずくなりたくないよぉ!」
「何で気まずくなんの?」
「チヒロがね。仮にフランツ様と恋人同士になったとするでしょ」
「……前提がおかしいな」
「そしたらね、私が未来の若奥様となるチヒロの世話をする訳でしょ」
「……」
「で、フランツ様とイチャイチャしてるところも見る羽目になって……」
そこまで一気に話すと、シェナはぷるぷると震え出した。ぎゅっと拳を握りしめる。
「わーん、嫌だあ、そんなのー!!」
●○●CHOICE TIME!●○●
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