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「ありがとうございます、フランツさん。嬉しいです」
「……うん」
ぺこりとお辞儀をすると、フランツさんの腕が宙を彷徨い……そのまま頭の方へ。照れたようにポリポリと頭を掻いている。
1人で百面相をしているフランツさんを不思議に思ってその顔を覗き込もうとすると、彼はいつものイケメンスマイルを浮かべて、『父さんが待っているから行こう』と私の横をすり抜けて行った。
……照れ隠しなのかな。
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