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「それは人特有の感情論というものでございますね」
フジサキの言葉が、フランツさんとアタシの間にあった静寂を切り裂いた。
アタシとフランツさんの視線が、一気にフジサキに集中する。
「フジサキ、君は一体何が言いたいんだい?」
「長角族に対し、そこまでする必要性があったのでしょうか? 私には、フランツ様及び長角族討伐に乗り出した当時の人々が何故そんなにも感情的になっていらっしゃるのか、理解できません」
●○●CHOICE TIME!●○●
「ちょっと、フジサキ! アンタ、何言ってんの!?」
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「わからなくもないけど、それ言っちゃダメだよ!」
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