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「納得してもらえたかな?」
長い説明を終えたフランツさんが念を押してきた。
納得も何も、アタシ達が知らない裏でそんな事が着々と決まっていたのなら拒否のしようが無い。
「はい、大体は……。でも、良いんですか? 下手をすれば、ティルバにマルトゥスの情報が漏れるかもしれないんですよ?」
「君達がスパイじゃない事は重々承知の上さ。君達をスパイという事でここに置くのは、王政や貴族達への体裁のためさ。それに仮に君達がスパイだったとしても、ティルバに簡単に探られてしまうような情報はこのマルトゥスにはないよ」
紅茶を飲みながら、フランツさんは優雅に言った。
もの凄い余裕だ。
ティルバ連合は三国枢軸を結成してなお、『ブレイズ』という中流貴族の一族にすら勝てない、格下の国に見られているらしい。
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