表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第4章 アタシと、コルデア家
436/777

4-≪ 10 ≫

≪ 10 ≫


「え、いいんですか?」

「勿論」

「ありがとうございます!」


 フランツさんから笑顔でモスを受け取ろうとすると、フジサキが「お待ちください」と言ってアタシの手を遮った。


「相変わらず、マスターは見ていて呆れるほどの大食らいでいらっしゃいますね。ですが、それはフランツ様の分です。私は食べませんので、この果実はマスターがお食べください」

「え? あぁ、ありがとうフジサキ」

「マスターの空腹を満たすのも私の務めですので」


 フジサキは澄ました顔でそう言ったが、何か様子が変だ。 

 会話に混ざれなくて、寂しかったのか? アンタ、そんな柄じゃないでしょ。

 折角買ってくれたフランツさんの目の前で食べない宣言とか、失礼すぎやしないかい?


「それは配慮が足りなくてすまなかったね、フジサキ。いらないなら、いらないって言ってくれて構わなかったんだよ?」


 フランツさんが刺々しい言葉を投げかける。

 ……確かに、フランツさんはフジサキに対して、もっと怒ってもいいと思う。



★チヒロの【 A point 】は、【 1pt 増加 】しました。





 このまま、≪ 149 ≫ へ進んでください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ