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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第4章 アタシと、コルデア家
435/777

4-≪ 9 ≫

≪ 9 ≫


 こうなったら、マルコ先輩に頼るしかない。

 アタシは見捨てないでオーラを放ちながら、マルコ先輩を見つめた。

 そしてフジサキの隣から立ち上がると、『何だよ、押すなよ!』と文句を言うハル先輩をシッシッとフジサキの方に押しのけて、マルコ先輩の隣を奪い取った。


「マルコ先輩は、どう思います? やっぱり……アタシの考えすぎですかね?」


 黙りこむマルコ先輩を至近距離で覗き込むと、バッチリ目が合った。

 アタシがパチパチと瞬きすると、マルコ先輩は一瞬、頬を赤く染めて慌てたように目を逸らした。

 そして気を取り直したように

「うーん、そうだね……」

と呟いた。



★チヒロの【 H point 】は、【 1pt 増加 】しました。





 このまま、≪ 316 ≫ へ進んでください。

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