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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第4章 アタシと、コルデア家
433/777

4-≪ 7 ≫

≪ 7 ≫


「先に喧嘩をしかけたハルも悪いけど、殴りかかったシェナも悪いよ。巻き込まれたチヒロはいい迷惑だし、この後の仕事にも支障が出てるじゃないか! それなのに言い訳するなんて、この由緒あるコルデア家のメイドと執事としての自覚が足りてないとしか、言いようがないよ!」


 腰に手を当てて、小言を言い始めたマルコ先輩。

 マルコ先輩にこっぴどく怒られた2人はシュンとしてはいるが、内心は復讐心に燃えているに違いない。

 実際、マルコ先輩の見えない後ろ手でお互いに小突きあっている。

 マルコ先輩も大きな子供を抱えて大変だな。心中、お察しします。合掌……。



 そのあと、ビアンカ姉さんに「全くしょうがないね」と溜息をつかれたり、「いい加減にしないと駄目よ」とマーサ先輩に軽く注意されたりしつつ、アタシの午前の仕事は終わった。


 ……とりあえずこんな感じで、アタシは毎日過ごしています。

 そうだ、これだけは言っておこう。

 コルデア家のメイド見習いになったアタシは……今、ちゃんと心から笑っているよ。





                        ~ 7th Scene End ~



★チヒロの【 C point 】~【 I point 】を必ず記録しておいてください。

★チヒロの【 Key word 】を必ず記録しておいてください。


 このまま、≪ 250 ≫ へ進んでください。

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