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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第4章 アタシと、コルデア家
429/777

4-≪ 3 ≫

≪ 3 ≫


 『長角族ちょうかくぞく』――。

 人の姿をした悪魔と呼ばれる異形の種族。

 太古の昔、魔大陸ディス・ノグディスにて何らかの禁忌を犯し、一族追放という形で大陸を追われた種族の末裔だと言い伝えられている。

 その大きな特徴は、名前の由来ともなった頭部から生えた角。

 角には魔力とは異なる『妖力』と呼ばれる怪しげな力が宿っているらしい。

 角に触れた者は呪い殺されるという噂まで出回っているそうだ。


 そして何よりも恐ろしいのは、その戦闘力の高さと生命力の強さだ。

 馬と同等の速度で走り、小さな羽虫の飛ぶ音を瞬時に聞き取る。

 明かりのない暗闇の中でも夜行性の獣のように目が利き、動き回る事が出来る。

 長角族にのみ伝わる独特の武器と武術を駆使し、その戦闘に一切の無駄はない。

 生命力が驚くほど強く首を撥ねない限り、四肢や腹部を刺して致命傷を与えても死ぬ事はない鋼の肉体を持っている。


 性格は冷酷で残忍、それでいて狡猾。

 人族や他の種族の領地を侵略し、同属以外の者は容赦なく殺す。

 その行為に慈悲は全くない。

 過去の数百年で数十あまりの小国が、長角族によって滅ぼされている。

 そんな長角族を大陸の征服を目論んだ国家が戦力として利用するために同盟を結ぼうとしたが、交渉の余地なくあっと言う間に滅ぼされた。

 長角族は、他者の意によって縛られることを嫌う孤高の一族だった。





●○●CHOICE TIME!●○●


 おとなしく黙って聞いておく

       …… ≪ 157 ≫ へ進んでください。


 フランツさんの話に口を挟む

       …… ≪ 162 ≫ へ進んでください。

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