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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第3章 アタシと、グッさん
407/777

3-≪ 41 ≫

≪ 41 ≫


 きっと狭くて汚い部屋の固いベッドで毎日寝起きして、「ほら、メシだぞ! スパイ女!」とか言われてマズい朝ご飯をドアから投げ込まれるんだ。

 投獄されないのを良い事に部屋から一歩出れば、兵士達とすれ違う度に「おい、スパイのくせに堂々と散歩なんかしてるぜ。良い身分だな!」と野次を飛ばされ、酷い時には唾を吐かれる……。


 トイレに行きたくて「すみません、トイレは何処ですか?」って聞けば、残酷な笑みを浮かべた兵士に「スパイに使わせる便所なんてねーよ!」って暴言で返されるんだ。

 あのね、アタシは静かにこのマルトゥスで暮らしたいだけなんだ……そんなに邪険にしなくてもいいんじゃないかな?


 そこまで想像してアタシは無性に泣きたくなった。これから受けるであろう待遇を考えれば、誰だってそうなるだろう。


 酷い……酷過ぎる。こんなのってあんまりだ。

 だから、アタシは無実なんですってば。

 冤罪だ……再審請求をするために『JKを冤罪から守る会』っていう後援会を作ってもらおう。

 後援会の代表はフランツ副隊長か、無理だったら仕方が無いけどグッさんになって貰おう。

 後援会メンバーはロイズさん、テレサさん、ピスタさん、ソールさんにお願いしよう。


 誰か、この無実の罪を着せられた哀れなJKをお助けくださいッ!!





●○●CHOICE TIME!●○●


 フジサキに話しかける

       …… ≪ 2 ≫ へ進んでください。


 グッさんに話しかける

       …… ≪ 28 ≫ へ進んでください。

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