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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第3章 アタシと、グッさん
406/777

3-≪ 40 ≫

≪ 40 ≫


 小箱の中に、何が入ってたと思う?


 ふと小箱がピスタさんの店頭に並んでいた時よりも重くなっている事に気が付いたアタシは、そっと小箱を開けてみた。

 するとそこには、アタシが村のアルバイトで稼いだお金と銀貨が3枚、そして折りたたまれた手紙が入っていた。

 早速、手紙を読もうとしたが現在のアタシの語学力では数個の単語を読解する事しか出来なかった。

 もどかしかったけど、しかたなくフジサキに手紙をパスして読んでもらった。

 手紙にはこう書かれていた。


『チヒロさんとフジサキさんへ。短い間だったけど、私達の娘と息子になってくれてありがとう。貴方達が頑張って貯めていたお金を入れておきました。それとほんの少しですが、私達2人からの気持ちです。貴方達の無事と幸せを遠くから祈っています。ロイズとテレサより』


 手紙を読むフジサキの隣でアタシはギュッと小箱を抱きしめた。

 笑顔で見送ってくれた二人の姿が脳裏に蘇る。

 アタシにこれからを力強く生きる勇気をくれた二人に心から感謝した。

 読んでもらった手紙を、丁寧にたたんで大切に箱にしまった。


 アタシとって、この小箱は一番大切な宝物になった。



★チヒロは【 Mark 】の1つ、【 ◎ 】を手に入れました。





●○●CHOICE TIME!●○●


「フランツ副隊長のことを考える」

       …… ≪ 9 ≫ へ進んでください。


「自分達の事を考える」

       …… ≪ 29 ≫ へ進んでください。


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