表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第3章 アタシと、グッさん
397/777

3-≪ 31 ≫

≪ 31 ≫


 ここで、グッさんとの会話は途切れた。

 偵察兵が急襲を知らせる角笛を吹いたからだ。

 グッさんはアタシを荷馬車の奥に押し込んで「俺がいいって言うまで、出てくるな!」とさっきとは、まるで別人のような鋭い声で叫んだ。


 押し込まれる前に、チラッと角笛の音が聞こえた方を見た。

 小型ではあるものの鋭い牙を持った狼の魔物【キラーファング】の群れがこちらに向かって来るのが見えた。こういうシチュエーションは何度もあったので、もう慣れた。


 奥に座っているフジサキの隣に腰掛けて、戦闘が終わるのを待つ。

 馬の足音や兵士達の怒号、剣や槍が放つ金属音と魔物の断末魔の叫び。

 聞いていて気持ちのいい物ではない。目を閉じて膝を抱えると、アタシはフジサキに密着して座った。

 フジサキは何を言うでもなく、辺りを警戒するようにただジッと座っている。





 このまま、≪ 49 ≫ へ進んでください。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ