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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第3章 アタシと、グッさん
391/777

3-≪ 25 ≫

≪ 25 ≫


 ガタンッと石にでも乗り上げたのか、荷馬車が大きく揺れた。

 その揺れがダイレクトにアタシにも伝わって、紺色の短いスカートの上に乗っていた小箱が膝から落ちそうになる。

 アタシは慌てて小箱を両手で掴む。

 間一髪だった。ほっと胸を撫で下ろして、手にした小箱を見つめる。

 可愛らしい花の彫り物が施された両手に収まる程度の木製の小箱。

 ローナ村を去ることになったあの日、ロイズさんとテレサさんから別れ際に贈られたものだ。



★チヒロは【 Mark 】の1つ、【 ● 】を手に入れました。





●○●CHOICE TIME!●○●


「フランツ副隊長のことを考える」

       …… ≪ 9 ≫ へ進んでください。


「さらにロイズさん達のことを考える」

       …… ≪ 40 ≫ へ進んでください。

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