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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第3章 アタシと、グッさん
379/777

3-≪ 13 ≫

≪ 13 ≫


 2、3日もしないうちに、彼らの怪我はすっかり治った。

 彼らはグレッグ隊長補佐にだけお礼を言って、荷馬車から降りていった。

 その時、彼らはアタシの事を一瞥していく。

 その眼は彼らの複雑な心境を物語っていた。中には口を開きかけて、結局何も言わずに去っていく人もいた。

 仕方ない事だと思う。だって、アタシは彼らからしたら敵国の犯罪者なのだから――。

 変に気を使われた方が、かえって居心地が悪い。

 そんなことよりも数日で怪我が完治するこの世界の兵士さんって、生命力が強いんだなとそっちに感心した。


「助かった。ありがとな」


 不意に、グレッグさんがそう言った。

 アタシは驚いて彼の顔を見た。

 そりゃ、前よりは仲良くはなっていたけど、まさかちゃんとお礼を言われるとは思わなかったからだ。


「やっぱ、お前ら……何も知らなすぎる。魔物のことも……」

「だって本当に知らないし」

「私の方では記憶しておりますが」

「片方は妙に物覚えがいいし……」


 そりゃ、元iPh●neだからね。

 情報を入れることに関しては天下一品だよ。


「……異世界、ねぇ」


 グレッグさんが不思議そうに首を捻った。

 この日を境に、アタシたちは急速に仲良くなっていった気がする。





●○●CHOICE TIME!●○●


【 Mark 】の【 ◇ 】はありますか?


 ある …… ≪ 37 ≫ へ進んでください。


 ない …… ≪ 21 ≫ へ進んでください。

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