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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第3章 アタシと、グッさん
377/777

3-≪ 11 ≫

≪ 11 ≫


「フランツ副隊長って若そうだけど、強いの?」


 『副隊長の指示』と自慢げに言うグッさんにフランツ副隊長について尋ねると、彼はフンっと鼻を鳴らして語り出した。


「強いなんてもんじゃねえさ。若干23歳の若さで王都の守衛兵団の幹部になった方だ。並の人間にはない才能と人格を持ち合わせてる。まさにカリスマだ。騎士になるために生まれてきた……そんなお方だ。そんでもって顔も抜群に良いときてる。非の打ち所がねぇ」


 へぇ、フランツ副隊長って23歳だったのか。

 新卒新入社員がいきなり課長とか部長、専務になったと想像すればいいのだろうか? だとすれば、確かに凄い話だし大出世だ。

 カリスマかぁ……若そうに見えるけど、確かにその実力には納得せざるを得ない。





 このまま、≪ 27 ≫ へ進んでください。

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