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見渡す限り原っぱしかない景色を見るのも替え歌を歌うのも飽きたので、荷馬車を操るグレッグ隊長補佐にアタシは話しかけた。
「ねぇねぇ、グッさん。何で平原の魔物が小さくて、数が少ないの?」
「その『グッさん』ってのは……まさか、俺の事か?」
「他に誰がいんのさ? で、何で魔物が少ないの?」
グレッグ隊長補佐ことグッさんは、アタシが話しかけると嫌そうな顔をした。
いやさ、ここはお互い親睦を深めるためにも愛称で呼ぼうと思うんだ。
グッさんとは、性別と年齢を超えた友情が芽生えそうな気がする。
「その呼び方、やめてくれねーか? 最初の時みたいに『グレッグさん』でいいじゃねーか」
「えー。そうだなぁ……」
●○●CHOICE TIME!●○●
「じゃあ、おっさんで」
…… ≪ 23 ≫ へ進んでください。
「じゃあ、ハゲで」
…… ≪ 42 ≫ へ進んでください。
「じゃあ、グッさん、おっさん、ハゲの3択で」
…… ≪ 51 ≫ へ進んでください。




