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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第3章 アタシと、グッさん
368/777

3-≪ 2 ≫

≪ 2 ≫


「アタシがトイレに行きたくなったら、フジサキが兵士さん達に女子トイレの場所を聞いてきてね」

「マスターの意図が全く理解できませんが、了承致しました。お聞きするのはトイレの場所だけでよろしいのですか?」


 意図が分からないのにキリッとした表情でフジサキは力強く頷いてくれた。

 違う……そうじゃない。アタシが欲しかった答えはそういうのじゃなくてだな。

 前々から言いたかったんだけど、アンタにはもう少しユーモアというものが必要だと思うわけだよ。

 今度はそれを優先的に記憶(インストール)しようね。

 はぁ、もういいや……フジサキだから仕方がない。





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