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「マスター、意見を言ってもよろしいでしょうか」
昼食後、ロイズさんの家の庭で少し休んでいると、フジサキがそう言って近寄って来た。
「何?」
「既存の仕事の手伝いより、新しい仕事を見つけた方が良いように思うのですが」
「え?」
新しい仕事……。
「例えば?」
「マスターが村を回って感じたことから考えてみられては?」
「えーと……」
アタシは今日の午前中で起こったことを思い出してみた。
「農作業は全部手作業だったなあ……。虫とか大変で……。そうそう、自警団は森では狩りをするらしいんだけど、魔物が出ることもあって大変なんだってさ。子供が危なかったこともあったみたい。あとは……お弁当が、どうとか……」
「……関連する仕事としては、スズメバチの駆除。木こりのバイト。ベビーシッター。デリバリーシステムなどが挙げられますが」
「……」
この村に関係ありそうことは1つもないような……。
だけど、フジサキはふむ、と頷いた。
「ベビーシッター……デリバリー……この辺りはどうでしょうか」
「どうって?」
「この村でできそうな仕事、ということです」
「な、なるほど……!」
村人にはきっと、思いつかない。でも、確かにあると便利……かも。
閃いた! アタシができるバイト!!
★チヒロは【 Key word 】の1つ、【 仕 】を手に入れました。
※【 Key word 】がMAXの20個だった場合は、もっとも古い【 Key word 】を破棄し、【 仕 】を入手して下さい。
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