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1-≪ 34 ≫

≪ 34 ≫


 本当にiPh●neなら、ここがどこかわかるのかな。


「えっと……」

 

 iPh●neさん、と言いかけて、ハタと止まってしまった。


 解決すべき最優先の問題は、ここだ。

 この男――自称『iPh●ne』の呼び名だ。

 名前がいくら何でも呼びづらい上に、何かに引っかかりそうな気がする。

 下手に連呼すると、もう亡くなったはずのア●プル創始者の眼鏡のおじさんが墓から這い出てきて、片手に持ったリンゴをグシャッと握りつぶしながら「次は君の番だ」とか言い出しそう。

 ヒェ、超怖いんですけど。


 アメリカは権利を侵害されたら即裁判が基本の社会。

 相手は、それはそれは大きな会社だから、やり手のお抱え弁護士を何人も雇っているはず。

 アタシの敗訴確定じゃないですか、ヤダー……。

 JKにして、アタシの人生が金銭的、法令的な意味で終わってしまう。


 いや、大丈夫。

 見た目はもうどっからどう見てもiPh●neではない代物なのだ。

 名前さえ変えてしまえばこっちの物だ。

 我ながら単純思考だけど、ヤッタ! この裁判、勝ったぞ!



★イケメンさんの【 Physical 】は、【 1pt 増加 】しました。





 このまま、≪ 66 ≫ へ進んでください。

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