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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第2章 アタシと、ローナ村
343/777

2-≪ 219 ≫

≪ 219 ≫


 フジサキはどれぐらいロイズさんに説明してくれたのかな。


「フジサキ、ロイズさんには……」

「マスターの許可がなければ、勝手に話すことはできません」


 えーい、椅子と同じパターンかーい!


「別の世界から来たためこの世界のことは何も知らない、とだけお伝えしました」

「……わかった」


 アタシはロイズさんの方に振り返った。


「すみません、ロイズさん。今から説明します」

「ええ、お願いします」


 ロイズさんはアタシとフジサキを見比べると、ゆっくりと頷いた。

 アタシはロイズさんに、今までの経緯を説明した。

 事故に巻き込まれてマンホール……道に開いた穴から落っこちたこと。

 そしたらなぜか、あの森にいたこと。


 不足部分や補足はフジサキが所々、口を挟んでくれた。

 空から降って来た事やフジサキの正体については伏せておいた。

 フジサキについて詳しく聞かれても、アタシも説明できないからだ。





 このまま、≪ 168 ≫ へ進んでください。

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