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「ごめん。そういう事らしいから、ちょっとここで待ってて、フジサキ」
「かしこまりました。お気をつけて行ってらっしゃいませ」
フジサキは素直に了承して、アタシ達にいつもの恭しい態度で頭を垂れた。
そんなフジサキを置いて、フランツ隊長は再び歩き始める。
アタシは置いて行かれないようについて行った。
漫画とか小説でよくあるけど、足のリーチが違うと追いつくのが大変なヤツ……まさにそれだわ。
フランツ副隊長、足長過ぎッ! アタシさっきからずっと小走り状態だわ。
何か説明されてるけど、寝不足も相まって頭に全然入ってこない。
今は急いでるし、乗せていってもらえるみたいだから文句は言えないけど……。
★チヒロは【 Key word 】の1つ、【 浮 】を失いました。
※持っていない場合は、何も変化はありません。
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