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「お茶をお持ちしましたよ。少し休憩なさってはいかがかしら?」
そう言って、入ってきたテレサさんからお茶とサブレのような手作りお菓子を受け取って、講座は一時中断となった。
「大変、興味深いお話でした、ロイズ様」
紅茶のようないい香りのするお茶を啜っていると、カップから口を離したフジサキがロイズさんに頭を下げた。
フジサキ、お茶が飲めるんだ……てか、飲んで大丈夫なのか? ショートしたりしないよね?
「私、こちらに所蔵されている書物に大変興味があるのですが……失礼でなければ、拝見しても宜しいでしょうか?」
「ええ、構いませんよ。どれでも好きにお読みください」
ロイズさんは、フジサキの申し出を快く承諾してくれた。
おいッ! ロイズさんが説明してくれてる最中なのに失礼だろ。何考えてんだ。
大体、ここにある本を見たって異世界語だから読めないだろ。
●○●CHOICE TIME!●○●
【 Key word 】について
「14個以下である」
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「15個である」
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