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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第2章 アタシと、ローナ村
309/777

2-≪ 185 ≫

≪ 185 ≫


 心が……グラグラ揺れた。

 でもアタシには、この場で的確な答えを出すことが出来ない。

 フジサキのように、冷静な対処が出来ない。

 フランツ副隊長の言葉の真偽も、判断できない。

 一人では何も出来ないのだと痛感した。フランツ副隊長との心理戦に完全敗北したのだ。


「アタシにかかった疑いはいつ晴れるんですか?」


 苦し紛れに言えた言葉は、その疑問だけだった。

 フランツ副隊長は相変わらず、冷静な口調で答えてくれた。


()()人物に君を会わせて判断を仰ぐ。だた、とても多忙な人なんだ。いつ対面させられるかは僕にも分からない」

「そうですか……少し、考えさせてくれませんか? 出来れば、アタシと一緒に連れてこられたもう1人と相談したいんですけど……」

「……分かった。連れてくるから、少し待っていてくれ」


 フランツ副隊長は一瞬、間を置いたもののフジサキとの面会を了承してくれた。

 頭ごなしに「1人で考えろ」と言われると思っていたアタシは、騎士道精神は本当にあったんだと少しだけ感動した。





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