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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第2章 アタシと、ローナ村
307/777

2-≪ 183 ≫

≪ 183 ≫


「フジサキ、待って」


 アタシは思わず呼び止めた。

 くるりとフジサキが振り返る。


「もう少し、ここにいてよ」

「それは構いませんが、マスターはちゃんとお休みになれるのですか?」

「眠れそうもないからここにいてって言ってるんだけど」

「それはいけません。良質な睡眠をとるためには最初の90分が黄金時間と呼ばれており……」

「あ、いい、いい。……わかった」


 そう言えば前に、睡眠アプリを入れたんだっけな。

 それでやたらウルサいのかも……。


「フジサキ、ごめんね。ちゃんと寝るから」

「はい、お休みなさいませ。マスター」


 ドアが静かに閉まった。

 フジサキの足音が遠ざかって行く。

 その音を聞きながら、アタシは再び横になった。


 どうにか、眠れそうだ……。

 再び、あの悪夢を見ることもなく。





                        ~ 4th Scene End ~



★チヒロの【 Key word 】を必ず記録しておいてください。


 このまま、≪ 230 ≫ へ進んでください。

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