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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第2章 アタシと、ローナ村
293/777

2-≪ 169 ≫

≪ 169 ≫


 フジサキ、何を言ってるんだ。今さら後にひけるか。


「いえ、何でもな……」

「マスター、これ以上は見過ごせません」


 フジサキはキリッとした顔でそう言うと、アタシを抱きかかえて颯爽とその場から駆けだした。


「ちょ、フジサキ、何を……」

「いけません! このままでは悪い魔を引きよせ、かの者の思う壺に……」

「は? は? 何言ってんの?」

「直さなくては、直さなくては、直さなくては……」


 ……フジサキがオカシくなった。



 その後? 勿論、行き倒れです。

 深い深い森の中で、アタシ達はなすすべもなく……。



                            <Bad End>




◆加瀬優妃からのコメント◆


 やっぱりココは、正直になりましょうね。


★チヒロは【 Key word 】の1つ、【 終 】を手に入れました。


 ≪ 202 ≫ からやり直しです!

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