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みるみるうちに、不安が広がる。
――違う、アタシはティルバ連合のスパイなんかじゃない。絶対に違う。
でも、徐々に蓄積されていく疲労と早く開放されたいと言う気持ちから『罪を認めてしまえ』と囁く裏の自分が顔を出す。
厳しい尋問の末、それに耐え切れず罪を認めてしまう冤罪者の気持ちが何となく分かってしまった。
この時間から、空間から、目の前の男から楽になりたいと心から願ってしまう。
●○●CHOICE TIME!●○●
【 Key word 】に【 諦 】はありますか?
ある …… ≪ 22 ≫ へ進んでください。
ない …… ≪ 209 ≫ へ進んでください。




