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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第2章 アタシと、ローナ村
259/777

2-≪ 135 ≫

≪ 135 ≫

 

 予想外の行動に驚いていると、フジサキの方が先に口を開いた。


「不安は尽きないかと存じますが、明日の事はその時になってみなければ、誰にも分かりません」


 フジサキなりの慰めの言葉らしい。

 コイツも色々考えてるんだな。そう思うと少しだけ、不安が紛れた気がした。



★チヒロは【 Key word 】の1つ、【 安 】を手に入れました。



 考えてみれば、この異世界にアタシ一人で放り出されても何も出来なかっただろう。

 森に落ちた時点で確実に死んでいたと思う。

 フジサキがいてくれたから、ここまで何とか冷静さを失わずに来れたのだ。

 感謝しなければいけない。

 そんなアタシを見て、フジサキは頭から手を退かした。


「マスター、まだ深夜でございますので、もう一度お休みください。私も頂いた部屋に戻ります」


 そう言って、フジサキは部屋を出て行こうとした。





●○●CHOICE TIME!●○●


「ありがとう」とお礼を言う。

       …… ≪ 18 ≫ へ進んでください。


「ごめんね」と謝る。

       …… ≪ 121 ≫ へ進んでください。


「ここにいて」と甘えてみる。

       …… ≪ 183 ≫ へ進んでください。

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