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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第2章 アタシと、ローナ村
255/777

2-≪ 131 ≫

≪ 131 ≫


 ……あれ? でも、ドラグーン・パレスへの海路はあるって話だったような……。

 上陸できないのに、海路があるの?


「ああ、それはですね」


 アタシが聞くと、ピスタさんはなぜか得意気な顔をした。


「ドラグーン・パレスは外観がとても美しく、本島を中心に大小様々な島が諸島のように連なっているんですね。その島々は上陸可能です。ただし、ワイバーンや亜竜、魔物が生息しているので、危険ではありますが」

「じゃあそこも、メッカ・バスカーナのようにお宝探しで行くんですか?」

「違います、違います。貴族や金持ち相手のクルーズツアーがあるんですよ」

「へ……」

「お客様はツアーガイドや護衛として、専門の冒険者を雇います。かく言う私も、その冒険者などに商品が売れるので、お世話にはなっていますね」


 まさかの観光業とは……。

 ちょっと意外だ。




 このまま、≪ 45 ≫ へ進んでください。

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