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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第2章 アタシと、ローナ村
245/777

2-≪ 121 ≫

≪ 121 ≫


「ごめん、ちゃんと寝るね」


 フジサキがドアから出る手前でアタシはそう声をかけた。

 くるりとフジサキが振り返る。


「はい、お休みなさいませ。マスター」


 ドアが静かに閉まった。

 フジサキの足音が遠ざかって行く。


 ……あ、そういえばわざわざ様子を見に来てくれたのに……。

 『ごめん』じゃなくて『ありがとう』って言えば良かった。

 


★チヒロは【 Key word 】の1つ、【 後 】を手に入れました。

※【 Key word 】がMAXの20個だった場合は、もっとも古い【 Key word 】を破棄し、【 後 】を入手して下さい。



 そんなことを考えながら、アタシは再び眠りに落ちていった。

 再び、あの不可解な悪夢を見ることもなく。





                        ~ 4th Scene End ~



★チヒロの【 Key word 】を必ず記録しておいてください。


 このまま、≪ 230 ≫ へ進んでください。

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