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「あの、ソールさんは座らないんですか?」
アタシが恐る恐る腕組みをして立っているソールさんに尋ねると、彼は耳をピクンと動かした。
アタシと目線は合わせず、ややあってから口を開いた。
「俺の仕事はまだ終わっていない。心配は無用だ」
「ソールは仕事が終わるまで休む事をよしとしません。お気に触ったのでしたら、私から謝らせていただきます。申し訳ありません。彼は、昔から不器用な男でして」
そう言いながらピスタさんはぺこりと頭を下げた。
★チヒロは【 Key word 】の1つ、【 申 】を失いました。
※持っていない場合は、何も変化はありません。
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