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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第2章 アタシと、ローナ村
225/777

2-≪ 101 ≫

≪ 101 ≫


「あの……」

「ん? 君の答えを聞かせてもらっても良いかな?」


 フランツ隊長が優しい笑顔でアタシに問いかけた。

 スーッと息を吸い込んでから、アタシは言った。


「アタシ、行きます。城塞都市マルトゥスに……」

「本当に良いんだね? とは言ってもどの道、君に拒否権は無いわけだけど。明日の早朝、ここを出立する。申し訳ないけど、今日はここで寝泊りしてもらうよ。でも安心してくれ。テントには外の護衛以外、誰も入らせないから」


 アタシが女だからか、フランツ副隊長は気を利かせてくれたらしい。

 ありがたい事だ。でも、出立が早朝とは急な話だ。





●○●CHOICE TIME!●○●


「ロイズさんとテレサさんに会えるか聞いてみよう」

       …… ≪ 38 ≫ へ進んでください。


「ただでさえいろいろ気を使ってもらってるのに、我儘は言えないよ」

       …… ≪ 161 ≫ へ進んでください。

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