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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第2章 アタシと、ローナ村
186/777

2-≪ 62 ≫

≪ 62 ≫


「あ、アタシ、スパイなんかじゃありませんってば! だいたい、ティルバ連合になんて行った事もないです!」

「チヒロさんがスパイ? 何かの間違いではないですか? チヒロさんは、誓って悪いことをするような子ではありませんわ。むしろ、良い子過ぎて心配になるくらいなのですから」


 動揺するテレサさんが、事の成り行きを無言で見つめるレトリバー隊長を説得しようとしている。

 何でもいいけど、あんたの部下を何とかしろよ! 槍で突き刺すのも辞さないみたいな勢いで迫って来るんですけど!


「やめろお前達! 少しは冷静になれ。匿名の通報が我々討伐隊に入ったのだ。「ローナ村に『終末の巫女』と呼ばれる怪しげな女がやって来て、村人を意のままに操っている。ティルバ連合のスパイではないか」とな」

「え?」


 アタシはショックを受けた。

 匿名の通報だって? つまり、村の誰かが討伐隊にアタシのことを『へへへ、騎士様。あの女、ティルバ連合のスパイですぜ』と根も葉もない嘘っぱちをでっちあげて、チクッたということだ。

 信じられない……村の皆と仲良くなれたと思っていたのに。裏切られた気分だ。

 視界の端でテレサさんが口元を両手で抑えて、目を見開いたのが見えた。





●○●CHOICE TIME!●○●


【 Key word 】の【 安 】を使いますか?


  使う   …… ≪ 210 ≫ へ進んでください。


  使わない または 持っていない

       …… ≪ 37 ≫ へ進んでください。


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