表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第2章 アタシと、ローナ村
154/777

2-≪ 30 ≫

≪ 30 ≫


 家族……その言葉に、アタシはハッとした。

 脳裏に、子供の頃の記憶が走馬灯のように蘇る。

 施設で一人ぼっちだった自分。そんなアタシを引き取ってくれた両親……繋いだ手のぬくもり。

 ロイズさんの笑顔に両親の顔が重なった。そんな気がして、目頭が熱くなった。


 アタシは不安だったのだ。

 拒絶されたらどうしようと……される前に、自分が傷つく前に出て行こうと。

 勝手に自分の中で決め付けて、焦っていた。


 やっぱり本質的な所は何年経っても変わらないんだなぁ。悪い癖だ……。

 いつになったら、直るんだろうか。

 ため息が出た。

 フジサキの視線を感じたが、目を合わす事が出来なかった。


 こうして、アタシ達はローナ村のロイズ村長のお宅にしばらくの間、ご厄介になる事となった。



★チヒロの【 Key word 】の所有個数の上限が、【 20個 】に増えました。





 このまま、≪ 199 ≫ へ進んでください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ