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JKのアタシが異世界転移(以下略)ゲームブック版  作者: 加瀬優妃
第2章 アタシと、ローナ村
137/777

2-≪ 13 ≫

≪ 13 ≫


「さて、フジサキさんから大体のお話は覗いました。にわかには信じがたい事ですが……と、その前にお名前を聞いてもよろしいかな?」


 そうだ、名前。自己紹介がまだだった。

 ロイズさんはフジサキの名前を知っていたから、もう自己紹介を済ませたのだろう。

 多分、アタシのことも紹介済みだろうが、こういう事は本人がちゃんとするのが礼儀だ。


「も、申し遅れました。アタ……私、宮間千尋と言います。着替えのお洋服、ありがとうございます。えぇっと……よろしくお願いします」


 いざ自己紹介をしてはみたものの、緊張してしまって何を言えばいいのか迷ってしまった。

 とりあえず、お礼を言って頭を下げた。


「大分、緊張なさっているようですな。もっと気楽になさってください。先に聞いておりましたが、あなたの世界ではファミリーネームを先に名乗るそうですね。では、チヒロさんとお呼びすれば宜しいですかな?」





●○●CHOICE TIME!●○●


「それでよろしくお願いいたします」

       …… ≪ 147 ≫ へ進んでください。


「とんでもない!」

       …… ≪ 155 ≫ へ進んでください。

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