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「あの、助けてくれてありがとうございます。えっと……大丈夫ですか? その、色々と」
一歩後ろに後ずさってからお礼を言ってみた。
すると、無表情だったイケメンさんはほんの少しだけ表情を綻ばせた。
★イケメンさんの【 Physical 】は、【 1pt 増加 】しました。
「ご心配には及びません。私、耐衝撃性に関しましてはトップの性能を誇っておりますので」
ごめん、何言ってんのか良く分かんなかった。
もう一回お願いします。
まるで自分のことを電化製品か何かのように言っている。
だが、どう見たって目の前にいるのは人間だ。
さっきしがみ付いていた時だって人肌の体温を感じた。
●○●CHOICE TIME!●○●
「とりあえず、ちょっと落ち着こう」 …… ≪ 60 ≫ へ進んでください。
「とりあえず、名前を聞こう」 …… ≪ 83 ≫ へ進んでください。




