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243/338

その243

 あの日はその後結局、お話が長くなりすぎてそのまま帰る事になってしまった、が、それからは毎日の様にリズさんたちに会いに行けているので特に不満は無い。ほわほわとした喋りのリズさんとのお話は、私の心もほわほわとしてしまうものだね。

 もう暫くしたらリズさんもライナーさんもまた旅に戻ってしまうと思うけど、それまではできるだけ多く会いに行こうと思う。


 そういえば、リズさんとライナーさんはシアさんに呼ばれてはるばるやって来たのではなく、たまたま、偶然近くの町に二人ともいたらしい。

 本当の事かどうかは確かめる手段が無いので分からないが、これは特に気にしなくてもいいだろう。



 さて、もう一つの肝心なお話、ソニアさんはどうなったのかと言うと、残念ながら(?)キャロルさんに弟子入りとはならなかった。まあ、それも当然かな。

 キャロルさんは、自分はもうただのメイドさんだから今更弟子を取るなんて無理。話を聞いてあげたりアドバイスを送るのも時間の余裕的に厳しいのでこっちも無理。偉そうな事を言うだけ言って力にならないなんてごめんね。と心から謝罪をしつつ、お断りをした。


 しかし、はいこれで終わりね、とはならず、新しい人との繋がりが出来たのはよかったんじゃないだろうか? いや、よかったと言い切れる。

 リズさんとライナーさんという二人の大物と知り合う事ができ、ウルリカさんという冒険者仲間を手に入れる事ができた。ショコラさんはSランク、超大物だけれど、半引退状態なので微妙なところかもしれないが。

 さらには既に引退済みだけど、シアさんとキャロルさんの二人も一応お友達くらいの仲にはなっている筈。シアさんが元Sランクの冒険者だったっていうのは内緒のままだけどね。


 そう、ウルリカさんは暫くリーフサイド周辺を拠点とするらしく、どちらかがまた遠く旅に出るまでソニアさんと一緒に組んでお仕事をする事になったらしい。

 目に見える形でソニアさんの未来が明るくなった訳ではないが、個人的には凄く綺麗に丸く収まったと思う。高ランクを目指すのもいいけど、お友達と楽しく(?)冒険者を続けていく事の方が私には重要な事の様に思えるからね。人との絆、っていう物かな? ふふ。


 多分ソニアさんは早く上を目指さなければ、という脅迫概念の様な物に取りつかれてしまっていたんだろう。

 冒険者に大切な事は他にも……、私にはさっぱり分からないけれど、他にも沢山あるんだと思うよ。


 王族である私とお友達になれたのが一番の収穫なんじゃないか? とみんなに言われたけど、そんな事ある訳ないよねー?




 しかしここでめでたしめでたしとするのはまだ早計というもの、まだ最重要問題と言えるものが残っていたね。

 確かに今回の一連の出来事、その結果に不満は一切無い! と言ってもいいくらいなのだが、不安は残ってしまったのだ。


「ああー! どうしよう! まさかあそこでエレナがキレるとは思わなかったなあ……。別にアイツに嫌われるのは全然構わないけど、あんなんでもシラユキ様の大切なご友人だしなあ……」


「あんなんとか言わないで! エレナさん全然遊びに来なくなっちゃったもんねー」


「あ、すみません。やっぱり私のせいですよね? 謝りに行っても取り付く島も無くて、どうしようもないんですよ。元々特別仲がいい訳でもなかったですから」


 キャロルさんが困っている様な、別にそうでもない様な、とにかく悩んでいる。談話室の中をウロウロとしながら、しかも態々私にも聞こえる様に声を出して。



 子供の前で何難しい話して場の空気を悪くしてるんだ、とキレてしまったのかはどうか分からないが、エレナさんはあれから一度も顔を出しにすらやって来ない。それまでは何かに付けて遊びに来てくれていたので、何か思うところがあってキャロルさんに会うのを避けている、と考えるのが自然だろう。キャロルさんだけではなく、私とシアさんとも顔を合わせたくないのかもしれない。


 さすがにこのままでは拙いと思ったのか、キャロルさんがエレナさんの家まで自作の菓子折りを持って謝りに行ったのだけれど、結果は……、うるさいと怒鳴られ、追い返されて終わっている。その後も何の進展のない。ちなみにお菓子は強奪する様に受け取ってもらえたらしいです、はい。



 ああでもないこうでもないとブツブツウロウロするキャロルさんに対して、こういう時に頼りになるシアさんを筆頭としたメイドさんズの面々は……


「姫ー、私はおやつ作りに行くからシアとキャロルとここで待っててね。心配しなくてもエレナなら放っておけばその内機嫌直すって」


「あ、私も逃げ、じゃなくて手伝いに行くわ。レン、後はお願いねー。キャロルもレンがシラユキに変な事しないか見張っててね」


「ふむ、少し納得いかないところもありますが、分かりました。はあ、ウロウロと目障りな弟子ですねまったく、外でやりなさい外で」


 メアさんとフランさんは早々に逃げ出し、シアさんに至っては、早速キャロルさんを追い出して私と二人きりになろうと企む始末だった。


 誰か! 誰かいい知恵を授けてください!! あ、私も一緒に行けばいいんじゃね? これは盲点だったわ……。



 誰かに頼るのもいいが、たまには自分から行動してみるのもありか! と腰を上げようとしたその時だった。


「ひ、姫様、お、おひゃ、お客様です!」


 おひゃ?


 ノックの音と、ちょっと焦った風に私を呼ぶ声に入り口に目を向けると、そこにいたのはカイナさん一人だけでお客様は見当たらない。どういう事だろう?


「でで、ではっ、ししし、失礼します!」


 しかし答えが出る事はなく、カイナさんは逃げる様に早足で戻って行ってしまった。この間僅か数秒の出来事。


「うーん……。ああも露骨に怖がられると、男が苦手って分かっててもちょっとショックだよなー。よっ、姫、結婚しようぜ」


 ドアの影から出て来たのは、右手を軽く上げて、かるーい挨拶と求婚をしてくるライスさんだった。


「あ、ライスさん、いらっしゃーい。結婚はイヤー」


 はい、いつものやり取りです。


 なるほど、カイナさんはライスさんを案内して来た訳だ。

 でも入り口から見えなかったのは、カイナさんは男の人が苦手だから離れてもらってたんだね。


「げ、何しに来たのよ。今はアンタの相手なんかしてる余裕は無い! 今でなくても無い! 帰れ!! むしろ死ね!」


「ひでえ! 死因考えるのが辛くなってきたからって、ストレートに死ねはやめてくれよな、キャロちゃんよう」


 ライスさんがキャロルさんの事をキャロちゃんって呼ぶのをやめれば済む話なのに。と思うだけで言わないのが私なりの優しさ。


「はいはい、姫様の前でキャンキャン吠えない。あ、キャンキャンさんの事ではありませんよ?」


「わ、分かってるから!」


 ニヤニヤとしたシアさんに変な注意を入れられてしまった。

 くう、キャンキャンっていう言葉に一瞬反応しちゃったのを見られてしまっていたか! 恥ずかしい……。目ざといなさすがシアさん目ざとい。



 ライスさんは二人にも軽く挨拶をした後に、適当に空いている椅子に座る。紅茶は……、出されなかった。全く歓迎されてなくて涙が出て来てしまいそうだ……。

 今日は一体何をしに来たのか……。いつもみたいに暇すぎて、やる事がないからキャロルさんをからかって遊びに来たんだろうか? 見ていて楽しいけど、あんまり困らせないであげてほしいものだね。


「今日はどういったご用件で? 今のキャロは見てのとおりあまり気持ちに余裕が無いもので、迂闊にからかうと本気で攻撃されかねませんよ? まあ、姫様に集る虫の一羽ひとはねが減る事については歓迎致しますけど、ね」


「悪い虫とか比喩じゃなくて、普通に虫扱い! バレンシアももうちょっとだけでいいから友好的になってくれよう」


「お断りします」


 一言でバッサリと切り捨て、拒否の心を綺麗なお辞儀で最大限に表現するシアさん。


 シアさんは結構ライスさんとは仲がいい様に見えるんだけどね、普通に会話が成立してるのが何よりの証拠だよ。シアさんって他のみんなには、大体無言か、そうですね、くらいしか言わないんだもんねー。ツンデレさんなんだから多少デレの部分も見せないと!

 何十年、いや、何百年掛かるか分からないけど、森のみんなともにこやかに会話できる様にさせてみせる! 全く方法に見当も付かないけどね!


「ぐうぅ、ま、まあいいや。今日は三人に話があって来たんだけどな、いや、正確にはエレナに謝らせようと思って来たんだよ。でもアイツ館の前までは嫌々ついて来てたんだけど、ついさっき少し目を離した隙に逃げちまってなー」


「え?」「は?」「へ?」


 思いも掛けなかった言葉に、三人揃ってハテナ顔を返してしまった。


「お? なんだ三人とも可愛いな。バレンシアもそういう気の抜けた顔を姫以外にももっと見せ……、分かった、オレが悪かった、ナイフはしまおうか……」


 照れ隠しなのか、それとも本気で殺意が芽生えたのか、これ見よがしにナイフをちらつかせるシアさん、はちょっと置いておいて。


 エレナさんを謝らせに来た? 私たち三人に? え? 逆なら分からないでもないけど……、ど、どういう事なの……?


「エレナの機嫌が悪い本当の理由なんだけどな、やっぱこの三人には分かんねえわなー。機嫌が悪かったり怒ってるんじゃなくてな、あー、何て言えばいいんだ? んー……、お? そうそう、拗ねてるんだよアイツ。まあ、分かってやってくれってのも無茶な話だと思う」


 ライスさんはここまでで一旦言葉を切り、私を、私たち三人をじっと見つめてきた。


 怒ってるんじゃなくて、拗ねてる? う、うん、確かに私にはどうしてそうなるのかさっぱり分からない。


「シアさんとキャロルさんは今の、どういう意味か分かる?」


 ライスさんが言葉を切ったのは多分、今の言葉の意味を少し考えてほしいっていう事なんだろう。

 でも私には全くその意味、エレナさんが拗ねているという理由が思い当たらない。それならこの二人には?


「拗ねている……? あの日エレナさん自身にあった事といえば、冒険者を目指すのを皆でやめさせてしまったくらいですよね。その事に不満を覚えている、という事なのでしょうか?」


「どうなんでしょう? そこはちゃんと納得していたと思いますよ。エレナ本人ははやめるとも諦めるとも一言も言ってませんし、強制ではなかったですからね」


 私も一瞬それかな? と思ったけれど、エレナさんを心配しての言葉だっていうのはちゃんと心に届いた筈。それにエレナさんの性格なら忘れた頃に、やっぱりまた冒険者を目指すわー、と私たちを巻き込みに来そうなものだからね。これは違うと思う。


「ふむ……。ライスさん、申し訳ありません、理由をお聞かせ願えますか? その、私たちが聞いてもよければ、なのですが」


 シアさんはライスさんを真っ直ぐ見つめ、お願いをする。

 いつもは冷たく接しているので、聞かせてもらえるかどうか少し不安そうに見える。


「私からもお願い。これまでアンタに吐いた暴言を謝れって言うなら土下座でもなんでもするから」


 今なんでもするって言った? やったー! ……じゃなくて、キャロルさんも真剣に頼んでいる。それならば私も、だね。


「ライスさん、教えて? えっと……、結婚はしないけどね!」


「今の流れなら結婚してもいいから! とか言うところだろ!? おっと、冗談だぜ? ナイフと椅子は降ろそうか……」


 しかしそれとこれとは話が別、なのであります!



「しっかし、なんて説明したもんかね。とりあえずさ、今の三人にはさっぱり理解できねえと思う。キャロちゃんが子供の頃とか、姫がもうちょっと大きくなったら分かるかもしれないけどな」


「昔の私なら今のエレナの気持ちが理解できたっていう事? シラユキ様もいずれは? うーん……、考えても分かんないか。ごめん、続きお願い」


 私がもうちょっと大きくなったら? 身長の事じゃないよね? エレナさんは160cmくらいは普通にあると思うし。あ、子供だからって事か。ぐぬぬ。


「後、多分だけどバレンシアには絶対ぜってー分かんねえだろうなー。姫、泣くなよ?」


「え?」


 な、泣いちゃうような話なの? ちょ、ちょっと待って心の準備が……


「三人ともさ、できない奴の気持ちなんて分っかんねえだろ? できる奴にはさ、いや、できちまう奴には、だな、天才には凡人の気持ちはどうやったって理解できねえよ」


 ライスさんは、自分のセリフに納得したかの様に何度も頷いている。


 …………?


 言いたい事は何となく分かるけど……、それがどうしてエレナさんが拗ねている事に繋がるの?


 私って察しが悪い? とシアさんとキャロルさんの方を見てみると……、二人ともさっきの様なハテナ顔だった。ちょっと安心した。


「ごめん! 詳しく!」


「あ、すみません、私にも理解が及ばず……。姫様もですよね?」


「う、うん……」


「うへ、マジか。オレはこういうの苦手なんだよな……。まったくエレナの奴……、後でおっぱい揉んででかくしてやろうか」


 セクハラ発言は禁止です!!




 何度か質問を挟みながら長時間説明をしてもらって、何とか、一応理解する事はできた。

 途中メアさんとフランさんがおやつを運んできたので、それがここまで時間の掛かった最大の原因かもしれないが、まあ、気にしないでおこう。


 エレナさんは運動も魔法も特に得意でもない、普通の一般エルフのお姉さん。魔法を使っても5mの川幅を飛び越えるのですら苦労をするほどだったね。

 本人全く気にしてないどころか、結構楽しんでいた様に見えたけど、実は普通に悔しかったり悩んでいたりしたんだそうだ。……本当だろうか?


 そして先日の集まりは、現役引退合わせると、Bランク一人とAランク三人とSランク二人。ウルリカさんはBランクでも能力持ちさん、天才揃いと言ってもいい顔ぶれだった。

 その中に半ば無理矢理連れて来られて、言い方は悪いが糾弾されるソニアさんに自分を重ねてしまったのか、或いは冒険者になった自分の未来を見てしまったのか……。まあ、その辺りは本人から聞かないと本当の事は分からない。まったく、連行して来たのはエレナさんなのにね……。


 とにかく嫌な気持ち、イラつきムカつき嫉妬などなど、様々な悪い感情が膨れ上がってしまったらしい。

 それでエレナさんらしくもなく、私の前でそんな話をするな、なんて口に出してしまったんだろう。……いや、あれは純粋に私を思ってくれてのセリフだったと思うよ、と思いたい。



「エレナがそう言ってたの? 私はそうは思えないんだけどなあ……。まあでも、それに近い感情はあったかもしれないね。ちょっと悪い事しちゃったか……」


「いや、なんかな、ウジウジグチグチ言ってたのをオレなりに纏めてみた。でも大体合ってると思うぜ? オレもどっちかって言うとエレナ側のエルフだからなー」


「いやいや、ライスさん充分強いじゃん、巡回の仕事任されてるくらいだし。キャロルとシアと、特に姫と比べちゃうのがそもそもの間違いだと私は思うなー」


「オレだって昔はただのガキだったんだぜ? 今はカッコよくて強くてモテモテで困るくらいのいい男なんだけどな? な?」


「そう? 私はそもそももう結婚してるし、他の皆だって近くにウルギス様とルーディン様っていういい男の見本みたいな人がいるもんねえ……。まあ、ライスさんはその性格さえ直せばもっとモテるとは思うよ。それでもシラユキに指一本触れさせたくないけど」


「え? 私外で会った時に撫でられたりしてるよ?」


「駄目よシラユキ! 次からはもうこんな悪い大人に近付いちゃ駄目! て言うかもう、用事終わったんならとっとと帰ってよライスさん」


「そうそう。姫のおやつまで半分食べちゃってさー。酷い大人だよねー、ホントに。ねえ? ひーめ」


「ノーコメントでお願いします」


「あはは。帰れ帰れー! いっそ死ねー!」


「うぉい! オレってメイドさんに嫌われすぎじゃね!? だがしかし、このハーレム状態からそう簡単に離脱したくないぜ。つー訳で居座る!!」


「フランとメアがいるとライスさんの相手をしなくてもいいのでとても助かりますね、ふふふ。さ、姫様、あんな輩は捨て置いて、私とメイドスキルの練習でも致しませんか?」


「あ、うん。後でね!」


「シアはシアで姫に変な事ばっかり教えちゃ駄目だってば!」


「ふんわりターンくらいならいいけどね、可愛いし。まだ上手くできないの?」


「うん、まだぜーんぜん」


「あれって見てて転ばれないかハラハラドキドキものだよね。……できなくてもできる様になるまで挑戦し続けるのが常識なのに、ね。こんな小さなシラユキ様でも頑張ってるってのに、エレナは頑張る以前の問題なんじゃないの?」




「うるさいちびっ子! ライにいもあたしの繊細な心の内を晒すなんて……、これは責任を取ってお嫁にしてもらわないとね!!」


「いらねえよ!! オレは大人しめのが好みだっていつも言ってるだろ!」


 エレナさんがいきなりやって来て、そしていきなりフラれました。全然元気じゃないかこの人は……。あ、どうでもいい事だけど、エレナさんはライスさんのことが大好きです。



 やれやれこれで全部解決か、と思いながらよく見てみると、エレナさんの隣にはメイドさんが一人、無言で並んで立っていた。


 ……!!?


「りりりりりリリアナさん!? あ、こ、ここ、こんにちわ!」


「ビックリした! 姫ってリリアナさん苦手だよね。ふふ、かーわいい。分からないでもないけど、慣れれば全然普通の人だってば」


「わ、私も結構苦手な方なのですよね……。ええと、リリアナさん? エレナさんを連れて来て頂けたのですか?」


 シアさんの問い掛けに、ゆっくりと無言で、深く頷いて答えるリリアナさん。




 あのシアさんですら苦手という、私の家、王族の住む館のメイドさんを統括している……、かどうかは知らないけど、この家のメイド長的な存在。それがリリアナさんだ。

 シアさんだけではなく、メイドさん大好きな私もちょっとどころじゃないくらい、実はかなり苦手な人なんです!


 きゃー! 助けて父様母様ー!!







続きます。



話が一段落ついた(?)ところで……、メイドさん追加入りまーす!


2/11 エレナの一人称を修正しました。

他にも『あたし]が『私』になってしまっている所があるかもしれません。

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