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コミカライズ連載中【WEB版】享年82歳の異世界転生!?〜ハズレ属性でも気にしない、スキルだけで無双します〜《第11回ネット小説大賞 金賞受賞》  作者: ラクシュミー


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38.やる事いっぱい

美味しいのか疑っている3人に、ミランジアイスティーを作る。

ちなみに、いつも飲んでいて美味しいと思っていたフルーツジュースは、師匠がスキルの【身体強化】を使って搾っていた。

イケメンの生搾りジュース……売れそう。池袋辺りで。

「お嬢様、美味しいですぅ」

「うっまー!」

「こんなにミランジジュースと紅茶が合うなんて」

「でしょー?」

私が考えたわけではないが、ドヤ顔をする。



*****



今日のアフタヌーンティータイムは、お父様、お母様と私の3人だけ。お兄様たちがいないと、なんか寂しい。


「今日はラムブレープのパウンドケーキとミランジアイスティーです」

「ん〜、ジョアン美味しいわぁ。このパウンドケーキ、今度お茶会で出しても良いかしら?」

「はい、もちろんです。お母様」

「ミランジアイスティーもいけるな。ミランジと紅茶がこんなに合うなんて知らなかったよ」

「気に入ってもらって嬉しいです。お父様」


アフタヌーンティータイムも終わりの頃。


「そうだ、ジョアン。そろそろ護身術や乗馬を習ってみないかい?」

護身術?乗馬?

どちらも前世でやりたいと思いつつも出来なかった事じゃなーい。そりゃ、もちろん

「やります!!やりたいです!!是非やらせて下さい!!いつ?いつから始めますか?」

「ちょ、ちょっと落ち着きなさい、ジョアン。もしかして……前世でやっていたとか?」

「いえ、前世でやりたいと思いながら出来なかった事だったので、つい興奮してしまいました」

「あぁーそういう事か。じゃあ、明日から始めるで良いかな?」


「お願いします」

わぁー楽しみだわ。

護身術?合気道のようなものかしら?さすがにプロレス技とかじゃないわよね?でも、護身術や乗馬もそうだけど、この国のことも知りたいわ。


「あの、お父様、この国の歴史や地理、一般常識も学びたいです」

「おぉー、自分から学びたいとは偉いな。ジーンなんて何度も言って、やっと8才からだったぞ」

いや〜そこは、中身が82才だからよぉ。

「じゃあ、それも一緒に学ぶか。やる事いっぱいだが大丈夫かい?」

「はい、自分が気になることは全てやりたいです」



あっ、そう言えば、お父様に聞きたいことがあったんだったわ。

「お父様、お願いがあるんですけど」

「ん?なんだい?」

「我が家の私兵団って、私、見たことないんです。今度、見たいです」

「あー、ジョアンは見せたことなかったか。よし、今度の土の日に、見に行こうか」

「ありがとうございます。嬉しいです。あと、もう一つあって……」

「なんだい?」


「今度、商人の方がいらしたら私も商品を見たいんです」

「商人?」

「はい。前の、あっ、前世の食べ物や調味料があるか知りたいのと、鋳物職人の方を紹介してもらいたいんです」

「何で、鋳物職人なの?ジョアン」

「調理器具を作って貰いたくて」

「調理器具?」

「はい、焼菓子の型とかハンドミキサーとかー」

「「ハンドミキサー?」」

「えーっと、自動泡立て器?」

「へぇ〜、それがあると便利なのね?」

「はい、とても便利なんです!!」

「じゃあ、商人と会ってもいいが、必ずエイブを同行させること。守れるかい?」

「はい」





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