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コミカライズ連載中【WEB版】享年82歳の異世界転生!?〜ハズレ属性でも気にしない、スキルだけで無双します〜《第11回ネット小説大賞 金賞受賞》  作者: ラクシュミー


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188.自己満足でしょ?

ご感想、メッセージをありがとうございます。

とてもうれしく読ませて頂いております。

本当に良いのか?とお父様に言われるが、頷く。

だって、陰口を部下が言ってたからってその部下は謝りもせず、上司が謝ってくるっておかしいでしょ?しかも4年前って……それって自己満足じゃね?

「「……すまん。」」

「えっ?」

「クッククク……ジョアン、その通りだな。アレックス達の自己満足だよ。」

「ん?あれ?口に出てました?」

「ああ、ハッキリとな。」

あちゃー、やっちまったよ。

首を傾げながら、えへっと笑ってみる。


「そう言えば、王妃は享年40代だったと聞いているが、ジョアン嬢はどうだったんだ?」

「「……。」」

お父様と顔を見合わせ、お父様の頷きで無言の了承を得る。

「82です。」

「「は?」」

「ですから、82才の後期高齢者でした。」

「「はーーー!?」」

まあ、驚くわよね〜。

「アレックス、ホルガー、驚くのはそれだけじゃないぞ。ジョアン、セルフサーチを。」


-----------------------------------------------------------------------


[ジョアン・ランペイル]

ランペイル家、長女。10才。【無】属性。


状態:健康優良児。


補足:転生して、精神年齢が身体に引っ張られている。

   身体が成長すれば、精神が若返っていくよ。


精神年齢:20代。


契約:ペガサス【スノー】

   ペガサス【ブラウ】

   フェンリル【パール】


-----------------------------------------------------------------------


「「20代ーー!!」」

「な?驚くだろ?でも、知識や考え方は82才のままだ。だから、お前らの思惑も見抜かれたんだよ。」

「ス、スタンリー、なぜ言わなかった?」

「俺だって、この前知ったばかりだ。あー、驚きついでにあと2つ。」

「2つもか?なんだ?」

警戒する陛下と宰相様を、ニヤニヤしながら見てるお父様。

「まず、1つ目。ジョアンと王妃様は前世で知人だった。」

「本当か、ジョアン嬢。どの様な関係だったのだ?」

「えーっと、前世では私の友人の娘でした。」

「なんと……前世の王妃はどのような感じだった?」

「そうですね。素直で積極的で可愛らしい子でしたよ。」

「そうか、そうか。やはり前世でも可愛らしいか。」

「積極的……そう考えると、前世と今世の人格や性格はほぼ変わりないのか。」

陛下は何かを思い出して噛み締めてるし、宰相様は何か納得しているわ……。


「そして、2つ目だが。ジョアン、ステータスを。」

「【ステータス オープン】」


-----------------------------------------------------------------------

[ジョアン・ランペイル]


《状態》

   健康


《属性》

   無


《技術スキル》

   サーチS

   ストレージS

   リペア

   ファーストエイド(《おまじない》)

   アクア

   ドライ

   アシスト

   テレポート

   アニマルトーク


-----------------------------------------------------------------------


「ん?……は?スキルが増えてる!?」

宰相様はすぐ気づいたようだ。

「アニマルトーク?聞いたことないな。」

陛下は新しいスキルが不思議そう。

「そりゃそーだ。ジョアンオリジナルのスキルだそうだ。」

「「は?どういうことだ。」」

「誕生日プレゼントとしてもらいました。」

「「は?誰に?」」

「アシストから……。」

「「はーー!?」」

あれ?このやり取りどこかでやった様な?デジャヴ?


アニマルトークの性能の説明を聞き

「はあ〜相変わらず規格外だな。ジョアン嬢。」

「では、同じようにアシストを持っている王妃様も今後増えるのでしょうか?」

宰相様が聞くが

「それは、私にはわかりません。」

「……そうか。」

「あっ、お土産をお渡しするの忘れてました。……こちらです。」

いつもの様にストレージから草餅を出すと、陛下と宰相様は固まっていた。お父様は肩を震わせて声を出さずに笑っている。

「どうしました?」

「ジョ、ジョアン嬢……今、どこから出した?」

「へっ?ストレージから。」

「……出すそぶりもなかった様に見えたが?なあ?ホルガー。」

「ええ、ジョアン嬢の何もなかった手の上に、ポンと出たように見えました。」

「え?イメージすると出ますよ?……あれ?ストレージを持っている人なら誰でも出来るのでは?」

「「「ない!!」」」

「あれ?」

『ジョアンだ・か・ら。』

「「「「………。」」」」

今まで足元で大人しくしていたパールが、こちらを向いて言い、みんな納得して黙ってしまう。

「ちなみにしまうのも一瞬か?」

「はい。……ね?」

「「……。」」

「……なんかスミマセン?」

「まあ、良い。そこのフェンリルも言うように、ジョアン嬢だからな。」

「そうですね。」

あ……。陛下と宰相様まで諦めたわ。

まあ、人間諦めも肝心よね?



*****



お父様は、まだ話があるということで私は近衛隊の方の案内で王妃様の元へ向かう。

「あの〜、少々お聞きしたいのですが?」

「はい。何でしょう?」

「アラン…ドルフ・ロンゲスト様は、本日いらっしゃいますか?」

「え?ええ、おりますよ。今ですと、食堂で休憩中かと。」

「食堂……そちらに行くことは出来ますか?」

「食堂ですか?ええ、大丈夫ですが……。お嬢様もアランドルフのファンですか?」

「えっ?」

「いえ、アランドルフはあの通りの美男ですから、貴族令嬢だけではなく王城の侍女などにも人気なんですよ。しかも貴族出しか入れない近衛隊ですしね。同じ近衛隊と聞いて俺…私たちに近寄る子は、こぞってアランドルフ目当てなんですよ。……っと、失礼しました。」

「いえ、でもそんなに人気なのですね。」

「でも、贈り物も受け取らないし、全く女性を寄せ付けないので男性からの人気もありますよ。伊達に『氷の貴公子』じゃないなって。」


あ〜、アラン兄様ここでも相変わらずなんだ。





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