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コミカライズ連載中【WEB版】享年82歳の異世界転生!?〜ハズレ属性でも気にしない、スキルだけで無双します〜《第11回ネット小説大賞 金賞受賞》  作者: ラクシュミー


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186.達成報告

私兵団Jr.のガンさんの久々の家族登場です。

父…ジェームス 大工棟梁

母…グレイス  ジョウ商会

長男…ダニエル 木工職人

次男…カマロ  大工

アリーシャちゃん達と別れた後、ギルドに達成報告に来た。

「リリーさん、こんにちは。達成報告に来ました。」

「あら、ジョアンちゃん。お疲れ様。じゃあ、ギルドプレート出してね。えーっと、ゴブリンの討伐ね。……うん。ちゃんとサインも貰ってるし……えっ?ホブゴブリンもいたの?だから、報酬増額なのね。」

「はい。6ゴブに、1ホブでした。」

「……数え方。まあ、いいわ。討伐部位も間違いないし。はい、OKよ。」

ギルドプレートが淡く光る。

魔術か何かでランク付けに必要な依頼のポイントや討伐数みたいなものが記録されるらしい。プレート自体に記録されているのか、魔術的データベースがあるのかは良く分からないけど。

「はい、どうぞ。それにしてもランクEでホブゴブリンまで討伐出来るなんて、あっという間にランクアップしそうね。あとは街依頼も受けてないから、それもね。」

「街依頼って?」

「例えば、配達とか清掃とかかな。たまに子守りや買い物代行とかもあるわよ。」

「へぇ〜。じゃあ、今度はそっちやってみます。」

「頑張ってね。でも、そんなに無理しなくていいのよ。」

「ううん。学院行くまでにはランクDにはしたいの。」

「どうして?」

「だって、私【無】でしょ?だから、ランペイルギルドのランクDならバカにされないでしょ。」

「……ジョアンちゃん。」

「それでもバカにするなら、潰す!」

「ジョアンちゃん!?」

「だって先に潰しておいた方が、後々良いんじゃない?」

「なんで、そんな物騒な考え方なのよ……。」

「まあ、潰すかどうかはさておき。ランクアップ頑張ります!じゃあ、またね〜。」


「はぁ〜、あの子の将来が心配だわ。」

「クッククク……。いや、でも可愛いじゃん。小さくてカウンターから顔出てないのに、頑張って話しているし。大きくなったら絶対美人になるぜ?」

「ローマン……あんた、そんなこと言ってるとナンシーさんにチクるわよ。」

「お、お前、さすがにナンシーさんは止めようぜ?俺、殺されちゃうよ。そしたら、誰ともデート出来なくなるじゃん。」

「いや、むしろ一回死んだ方がいいって。この間みたいな修羅場になる前に。」

同僚のローマンは、誰にでも優しい。老若男女問わず。でも、女性には軟派なところがあって、それを勘違いする女の子が多い。先日も、ギルド前で鉢合わせした女の子同士の取っ組み合いの喧嘩があったばかり……。女の子たちからどっちと付き合うのかハッキリしろと言われても、ローマンは悪びれもなく誰とも付き合う気がないと言い、両頬に手形が残るぐらいの平手打ちをもらっていた。

まあ、プライベートはどうしようもないけど、仕事はできるからギルドにとって必要な人材には変わりない。ただ受付のたびに、女性冒険者に対して過剰なリップサービスは止めて欲しい……。



*****



ギルドを出て、木工工房へ向かう。

「こんにちは〜。」

「はいよー。おっ、お嬢さんじゃないか。なんだ、久々に見たら大きくなったな〜。」

「ホントに。あっ、噂の白い犬か。可愛いーなぁ。」

「お久しぶりです。ジェームスさん、カマロさん。」

ちょうど現場から帰ってきたという、ジェームスさんとカマロさんが工房の前にいた。

「んで、今日はどした?」

「あっ、この前作って貰った臼と杵で作った草餅を持って来たんです。」

「あー、なんか兄貴が徹夜したってやつか。」

「はい、本当に申し訳ないことしました。」

「いいの、いいの。気にしなくて。ちょっと待ってな。おーい、兄貴ーー!」

「あー?どーしたー?」

「ジョアンちゃん来たぞー。」


「ダニエルさん、この前は徹夜までしてもらって本当にありがとうございました。草餅が出来たので持って来ました。」

「あ、いや、こちらこそすみません。じゃあ、家の方にどーぞ。」

「うんうん。ジョアンちゃん、入って入って。」

「カマロ、お前馴れ馴れしいぞ。」

「あー、だって妹出来たみたいでさー。」

「すみません、ジョアン様。カマロが……。」

「いえいえ、大丈夫です。出来たら、ダニエルさんも様付け止めてください。仲良くなっても、なんか距離があるような気がして……。」

「そ、そうですか?じゃあ、俺もジョアン…ちゃんで。」

「はい。うふふふっ。」

「ほらほら、グレイスがまだかって言ってるぞ。」

ジェームスさんに促されて、住居の方に行く。


グレイスさんに挨拶をし、ストレージから草餅を出す。

「「「美味い!!」」」「美味しいわ〜。」

「中の餡でしたっけ?これも甘すぎないし、このお餅もいいヨモギの香りがしますね〜。」

「ああ、俺は甘い物は苦手だがこのぐらいの甘さは良いな。仕事の疲れが取れるようだ。」

「うっま。いくらでも食える。」

「おい、カマロ。お前だけ、食い過ぎだ!」

草餅は、ここでも好評だった。

「ジェームスさん、甘くないお餅もありますよ。……はい。」

「は?」

「っ!!……んーー。」

「「……。」」

ストレージから磯部焼きを出す。この前のように、手の上に。

それを見たジェームスさんは呆気に取られ、カマロさんは驚き草餅を喉に詰まらせた。既に見たことのあるダニエルさんとグレイスさんも固まっている。

「あっ、すみません。カマロさん、大丈夫ですか?」

「……っはぁー。ジョアンちゃん、どっから出した?」

「ストレージからです。イメージすると取り出せるんです。」

「はあ〜、何度見てもやっぱり驚くねぇ。」


「おっ、俺はこっちの方が好きだな。」

「うんうん。俺、このちょっと焦げたところが好きだ。」

「ジョアンちゃん、コレはウチでも作れるのかしら?」

「ああ、結構大変な作業なんですよ。餅米っていう米の一種を半日ぐらい水に浸して、蒸して、潰して、捏ねてって感じです。」

「「「「ああ〜……。」」」」

「それは大変なんだな。」

「美味いから、頻繁に食べたいと思ってたんだけどな。」

「それに、餅米ってどこで売ってるのかしら?この辺では見かけないわよね?」

(あずま)の国の食材ですからねぇ〜。」


もっと簡単に手に入るようになったら良いのに。

私としては日本食を、皆んなに食べてもらいたいし食べたい!!





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