10/7 知られざる日本の諜報活動に迫る 『内閣情報調査室 公安警察、公安調査庁との三つ巴の闘い』
明日で読書メーターに追いつくので、今日で最終回(唐突)ですね。とはいえ日刊で何かやっていくのは変わりませんので、次は……やっぱり格言集にします。毎日読んでる本の中に、覚えておきたい教訓があるのでそれをまとめてみたいなぁと。まぁそれはともかく、最後の紹介やっていきましょう。
『内閣情報調査室 公安警察、公安調査庁との三つ巴の闘い』
著 今井良
内閣情報調査室というタイトルですが、公安警察、公安調査庁にもそれぞれ四分の一近い枚数を割いているので、実質日本の諜報機関をまとめて解説してくれています。
あまり触れられることがなく、日本がまるで清廉潔白かつスパイに対してあまりに脆弱な国家だという偏見を抱きがちですが、日本の諜報能力は捨てたものではありません。とはいえ、組織間対立や対外諜報機関の不在から、CIAやモサドからは一方的に情報を提供される立場にあるのも現状です。
本作はそういった日本インテリジェンスの基本を分かりやすく、かつ面白く解説しているので、興味がある方は是非!
感動度 ★★★★
オススメ度 ★★★★
ちなみに読書メーターはここ→https://bookmeter.com/users/1176318




