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僕は僕だから僕なんだ  作者: 深雪林檎
◆第二章
27/52

第3話 決起集会

説明長いです…

「ではこれから青龍団の決起集会を始めるっ。私は団長の如月愛加だ。よろしく」


愛加先輩が教卓に手をついて話す。

それが終わると男子生徒から雄叫びが上がる。

体育祭までひと月きったことで、それぞれの団が教室を使って団長などの紹介や顔合わせ、出場種目を決めたり、練習したりする時間が毎日昼から放課後まで与えられる。


「俺は副団長の神崎心です。よろしくねー」


今度は心が教卓で自己紹介すると、女子生徒がら黄色い声が上がる。

団長、副団長共に美形なので男女共に士気が上がっているみたい。


「そしてこれが」


「ちょっ、ちょっと先輩!?」


愛加先輩が一番前にいた僕の脇に手を入れ持ち上げる


「我が団のマスコットキャラの雪村だ!!」


愛加先輩が高々と僕を持ち上げて言い放つ。

それと同時に男女共に声が上がった。

何だかなぁ。

鈴木(仮)君がやたら騒いでいるけど。

同じクラスから2人も紹介されたからかな?


「そして最後一学年代表」


山田大輔やまだたいすけです。よろしくお願いします」


山田君が自己紹介する。

うん、なんていうか特に特徴が無い人だ。

団員も静かに聞いているだけだし。


「と、言うわけで紹介は終わり!!次、出場種目をちゃっちゃと決めるぞ。まず男女ごとに足の速い者順に並べ!!」


愛加先輩の指示で団員が動き出す。

体育で計ったタイムをもとに並ぶのだろう。

普通なら時間がかかると思うけど、団員は素早く動いて3分とかからずに並び終える。

みんな気合い入ってるなぁ。

僕は教壇に座って眺める。

僕は筋力はそんなに無いけど、俊敏力はかなり良い方だと思う。

100mのタイムは12秒そこそこで学年では心に続いて2番目に速い。

だから最後に心と並んで、前の方に入れば良い。

女子の方は燈加が一番前にいた。

燈加も青龍だと朝、先生に言われていた。

来人は……運動が出来ないわけでも、出来るわけでもないから真ん中くらいにいるのかな。


「よし、並んだな。じゃあ得点の高い競技から決めていくぞ」


愛加先輩が進行を始めたので、僕は慌てて入る。

周りにタイムを聞いたら、僕は4番目だった。

「一番大事なのは選抜リレーだな。前から男女共に10人ずつ前へ出て。あとから調節してくから」


男子が200m、女子が100m、合計3kmという一番長いリレーだ。

10分位かかるし、走る競技では一番得点が高い。


「じゃあ次1000mな。男子7人と女子6人」


といったように、次々と分けていく。

100m走、50mハードル走は全員が走って、後のは全員が出るようにしないといけないからだ。

得点の低い競技に遅い人が出てもらって、取れるところで取るという作戦みたいだ。

もちろん他の団もそう考えているかもしれないし、裏をかいてくるかもしれない。

そこは愛加先輩の采配次第だ。




愛加先輩によって30分程であらかた決まる出場種目。

さすがに仕事が速い。

ちなみに種目は100m走、200m走、400m走、50mハードル走、100mハードル走、1000mリレー、選抜リレー、ハーフマラソン、女子選抜リレー、男子選抜リレーetc.


僕は選抜リレー、男子選抜リレー、100m走、200m走、50mハードル走に


心は選抜リレー、男子選抜リレー、100m走、400m走、50mハードル走に


来人は100m走、50mハードル走、100mハードル走、1000mリレーに


燈加は選抜リレー、女子選抜リレー、100m走、50mハードル走、

1000mリレーに出ることになった。

前もって配られていた紙に、参加種目をマークする。

出場種目が多すぎて分からなくなるからだ。


「じゃあ次は他の個人種目ね!参加希望がある人いる?」


愛加先輩が淡々と進める。

今日中に決めてしまうというらしい。

あちらこちらから手が上がる。

砲丸投げやハンマー投げにはいかにもパワーがありそうな体つきをした男子生徒が、走り高跳びや棒高跳びといった競技は長身の生徒が名乗り上げる。

他にも走り幅跳び、槍投げなどもある。

これは1人一種目だけだ。

僕は走り幅跳びに、心と燈加は走り高跳び、来人は槍投げに決まった。



「じゃあ団体競技ね」










順調に種目は決まり、ひと段落する。

午後の時間も終わりに近づいている。

本当に時間内に決めてしまった。

去年は確か二日目まで割っていたような気がするのに。


「じゃあ今日はこのくらいでお終い!明日からは今から配るシフトで練習します。もし被ったりしてたら私の所に来なさい。ちゃんと各リーダーの言うことを聞いて頑張るように。以上!シフト表もらった人から解散っ」


愛加先輩の言葉で団員はそれぞれ、やる気や不安の声を上げて少しずつ解散していく。

それにしても種目ごとにリーダーを決めたり、あらかじめシフトを作っているとは抜け目がない。

大まかな割り振りもちゃんと調整してたし。



しばらく経つと教室には僕と心、燈加、愛加先輩、そして山田君だけが残った。


「愛加先輩、お疲れ様です」


僕は声をかける。


「ありがとうマスコット」


少し疲れながらも笑顔を作って返す。


「マスコットは止めてくださいよ」


「ごめんごめん雪村」


そう言いながら僕の頭を何度か叩く。


「でも凄いですよ!。あんなに早く決めちゃうなんて」


山田君が興奮気味に言う。

うん、なんか普通だ。

悪い意味じゃないんだけど。


「ははは、最後の体育祭だからね。やることはやっておきたいのさ」


「まぁやるからには優勝だよなぁ」


「私は初めてだからとても楽しみね」


僕たちが談笑していると、来人が入ってくる。


「あれ?どこ行ってたの来人」


「ちょっとな、団長」


「ちゃんと調べれた?」


「ええ、白虎には教頭がいますし、玄武には密偵を送りました。朱雀はツテがありますので。密偵はヒドい目に遭いましたけど……まぁいいです。とりあえず玄武のデータです。他は明日までに」


そう言って何かの紙を愛加先輩に渡す。


「ありがとう」


愛加先輩は渡された紙を眺める。


「何の紙ですか?それに調べるって」


僕は聞く。

何やら怪しい会話をしていたし。


「何でもないわ。ただ他の団の情報を集めてもらっただけさ」


愛加先輩はさらっと言う。

それは大丈夫なのだろうか。







教室に戻ると何故かボロボロになった鈴木(仮)君がいた。

そういえば途中からいなかったような。


…とにかく、体育祭の準備が始まった。

はい3話でした。

前書きの通り説明長くて分かりにくかったと思います。


さあ、山田君。普通です。

あえてそれ以上の設定はありません。

普通だからです。

どんなやつかはご想像にお任せします。




最近、小説の書き方について悩みますね。

ちゃんと書けてますでしょうか。

何となく今まで書いてきたのとは違うような気がしたり、どんな風に書いていたっけ?って思ったりします。

といっても元が元ですから、さして変わりは無いと思いますがね。

ともかく執筆のスピードが落ちてますです。

しっかりとしなくては。





まあ、でもともかくお気に入りに登録していただいた方が増えたので良かったです。

嬉しいですね。

こういう数字に出るのは中々楽しいです。

これを機にやっぱり頑張らないといけませんね。






後書きですね。

書くこと無くなってきたなぁ。

暇だなぁ。

退屈だなぁ。

何書こうかなぁ。


で、書くこと無いですね。

なら書くな、というのは無しです。

それは私のプライドが許しません。

本編の話の他にも後書き用に話を考えておきましょうか。


武器(話)の貯蔵は充分かぁっ!!


って感じですね。

投影(作り話)はしたく無いので。




と、結構な頻度でこんな感じのネタを出してますが、分かりますよね?

お察しの通り作者は大好きです。

といってもアニメ分と他の少ししか分かりませんが。

でもまぁ好きな物は好きなんですよ。


小説買おうかなぁ。

読みたいなぁ。

お金無いしなぁ。

読みたいなぁ。


今度買います。

多分買います。

ちゃんと読みます。

一冊1時間ちょっとで読む自信はあります。


そうそう。

私は本を読むとき二種類の読み方をします。


まず一つ。

今言った、1時間で読む方法。

ちゃんと読みますけど、しばらくしたら忘れます。

読むときだけ楽しめます。

何度も読み返します。


二つ目。

じっくりと3、4時間かける方法。

一度読めば忘れません。

思い返して頭の中で読み返せますね。

まぁ何年も考えなければ飛びますが。


そんな感じで読みます。

まぁ前者の方が多いですかね。

中々時間が取れないので。

理想としては後者ですね。

1日中読んでいたいです。



というわけにもいかず。

字数制限が迫り、時間が迫り。

現在時刻23時54分、残り字数約50字。

そろそろ終わります。

頑張って毎日更新出来るようにします。

ではでは(・ω・´)ノシ。





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