第14話 同居
「ミー君!?」
「茅依ちゃん!?」
僕と茅依ちゃんの声が重なる。
引っ越しってこのマンションに!?
まずい。色んな意味で。
「ミー君ここに住んでたの?奇遇だねっ。私この上に引っ越したの。あー驚いちゃった。」
茅依ちゃんが無邪気に笑顔をこぼして、僕に粗品を渡す。律儀な子だ。
よし、燈加さんの事はバレないようにして、何とかやり過ご……
「あれ?茅依さん?」
せなかった。
後ろから声がする。
「燈加さん!?えと、どうして?」
茅依ちゃんが僕見る。
そんな目で見ないで欲しい。
まるで僕が悪いことをしているみたいじゃないか。
……良いことをしているわけでもないけど。
とりあえず
「えっと、両親の仕事の都合で一緒に暮らすことになったんですよ」
柑奈と同じように説明する。
「事情は分かりました」
中に入って詳しく説明すると茅依ちゃんが不機嫌そうな声で言う。
もちろん燈加さんとはいとこではない、という事だけは言ってない。
最近あんまり気にならなくなってきたけど、赤の他人と同棲って世間的にアウトだと思う。
「だからいつも一緒に登校してたんですね……(燈加さんずるいです)」
「まあ、そうなんです」
小さな声で茅依ちゃんが喋るので、最初のほうしか聞こえない。
「別に隠すことでもないんだけどね」
「わざわざ公表する事でもないです」
来人あたりに知られたら、それをネタに何を脅されるか分かったもんじゃない。
それから、心に知られたら多分次の日には学校中に知れ渡って呼び出しを食らうのではないだろうか。
口が軽いからなぁ。
「あの、ミー君?」
「何ですか?」
遠慮がちな声で話しかけられる。
「昼に言ってくれた事、覚えてる?」
昼?あー、何かあったら言ってね、みたいなやつかな。
何か手伝って欲しい事でもってあるのだろうか。
「はい。何かあるんですか?何でも遠慮せずに言ってください」
「あの、……に……でも…いですか?」
「はい?すみません。聞こえませんでした」
茅依ちゃんは若干俯きながら僕を見て言ったのだが、断片的にしか聞き取れなかった。
茅依ちゃんは更に俯いて、もじもじしている。
と思ったら顔を上げて、大きな声で言った。
「私もここに住んでも良いですかっ?」
「……えっ?」
つい間の抜けた声が出た。
ここに住む!?茅依ちゃんも!?
「そんなの駄……」
「良いわよ!!これから賑やかになるわねっ」
「ほんとに!?ありがとうっ」
再び僕の考えをぶち壊す燈加さん。
その返事で顔をパーッと輝かせる茅依ちゃん。
……僕の意志と世間体は無視ですか?
「ちょっと待ってください!!そんな安請け合いしないでください」
「何で?駄目なの?」
何が駄目なの?という顔をして聞き返す。
「何でって……」
「やっぱり迷惑だよね…ごめんねミー君…」
僕が言葉に詰まっていると、茅依ちゃんが明らかに落ち込んで呟く。
燈加さんに白い眼で見られる。
「ミー君っ!!茅依さんが1人暮らしすることに心細いとは思わないの!?せっかく私たちがいるんだから、一緒に暮らした方が茅依さんの為になるでしょっ?」
怒られた。
それくらい分かってるけど。
ああ、もういいや。
何とでもしてくれ。
僕は投げやりになる。
というより、なんだかんだでまた押し切られた形に。
「分かりました。好きにしてください」
「あの、我が儘言ってごめんね」
僕が投げやりにそう言うと、茅依ちゃんが申し訳無さそうに謝ってくる。
「良いんですよ、気にしなくて。別に嫌な訳じゃ無いですから。茅依ちゃんこそ嫌じゃないんですか?」
「ううん。むしろ嬉し……何でもないっ!!」
顔を赤らめて首を激しく振る。
相変わらずの小動物っぷり。
「じゃあ茅依さんの荷物を運ぶわよ!!」
燈加さんの指揮で事が進められる。
こうして同居人が一人増えた。
体調悪いです。
あまりに体調悪すぎて昨日寝てて、起きたら23時回ってましたよ。
13話も全く書かずに。
焦りましたね。
毎日0時に投稿しようと決めてたのですが…
ギリギリ間に合いました。
ガチな話一分前に予約投稿しました。
そのおかげでっ!!
くっ、後書きが書けなかったじゃないですか!!
まさかの一言で終わらせるとは。
なんて屈辱。
楽しみにしてた方(万が一いらっしゃれば)、本当に申し訳ありません。
次からは気を付けます。
後悔と反省が尽きません。
むしろスッキリして良かったと思う、などのご意見は受け付けておりません。あしからず。
おまけに本文も3、40分で書いたので、いつも以上に中身が無いですね。
後悔はしてるけど反省はしてません。
本文に関しては。
今日も頭が痛かったんですけどね、頑張りましたよ。
途中で諦めたら負けかな、と思います。
クオリティーは置いといて。
だんだんとモチベーションが下がってきますね。
全体的な話としては、起承転結の起の更に序盤くらいかな、と思います。
早く先の話が書きたい……
それでもしっかりと1話1話書きたい……
そんな葛藤があります。
まあ焦らずマイペースで書いていきます。
私が諦めるのが先か、読者様に見放されるのが先か。
はたまた、最後まで書ききって読者様にも全て読んでいただけるか。
どうなりますでしょうか。
私の予想では、『見放される』ですね。
こんな作者ですから。
大穴は『完結・完読』ですね。
あー、喉が痛い。
せき込んだら痰に混じって血が出ましたよ。
頭も痛いですし、寒いですし……
寒いのは苦手ですね。
暑いのも苦手ですが。
作者はおっとりした人なので暖かい春が一番好きですね。
誕生日も一応春ですし。一応。ギリギリ。かろうじて。
まだ字数に余裕(少し)があるので、私の自己紹介をしましょう。
・好きな食べ物 果物、野菜
・嫌いな食べ物 見た目の悪い初めて見るもの(食わず嫌い)
・兄弟姉妹 兄1人だけ
・好きな色 無彩色系
いつも思うんですけど、自己紹介って難しいですね。
何を言えばいいかさっぱりですよ。
ほんとに。
自分からやり始めたんですが、苦手ですね。
ちなみに、作者の顔はエヴァンゲリ○ンの渚カ○ルに似ています。
……某SNSサイトの顔○ぇき!で出たんですよ!!
自称じゃないです!!
ああ、もう字数制限が!!とにかく作者は




