33.痛い泣きそう
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「スレイさん……ごめんなさい」
「ごめんね……?」
「さすがにやりすぎたわ……」
俺は涙を流しながら、地面に倒れていた。
全てが辛い。
消えたい。
それくらいには痛い。
慌てたレイレイが俺の指に包帯を巻いてくれたおかげで、どうにか大量出血は免れた。
けど、痛い。
もう泣きたい。
というか、泣いている。
「ええと……それじゃあわたしが針もやりますね」
「それがいいね……!」
「うん。そうしてちょうだい……」
「任せたぁ」
俺はうめき声にも近い声音で、レイレイに頼む。
彼女がこくりと頷いたのを確認した後、俺は目をゆっくり閉じた。
グッバイ。
◆
「釣り竿、できました!」
「おお! すごい!」
「よくできてるわねぇ」
「すげえなぁ……本当に作りやがったぁ……」
俺は放心状態でありながらも、本当に感心していた。
よくもまあ釣り竿なんて作れるものだ。
普通は買ったりするだろうに。
やはりレイレイの生活力は極めて高いのかもしれない。
「スレイさん……大丈夫ですか?」
「大丈夫かどうかと聞かれると、大丈夫ではない」
今もめちゃくちゃ指が痛い。
まだ泣ける。
あと少し泣いていいよと言われたら、遠慮なく泣く。
「き、休憩します?」
「休憩したい……です」
俺は申し訳なさげに、レイレイに頭を下げる。
少し時間をおいて、痛みが薄くなるまで待ちたい。
このままでは、俺の心は破壊される。
「それじゃあ、少し休憩してから……行きますか! 釣りに!」
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