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Brave and Partners Online  作者: 岩越透香
第五章 王都セントル

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転職

投稿遅れてすみません!

 王都でイベントらしいものは特に起きなかったため、町を見て回った次の日から付近でレベル上げをしていて、戦士のレベルが二十に達した。



リック

種族:人間ヒューマン Lv.52

職業:戦士Lv.20max 【気合】(マスター:神官)

HP:100/100

MP:70/70

STR:20(+8)〈+4〉

VIT:12(+11)〈+2〉

INT:50(+1)〈-5〉

AGI:16(+6)

【スキル】

使役 槍術Lv.20 棒術Lv.8 索敵Lv.6 回復魔法Lv.8  強化魔法Lv.10 妨害魔法Lv.5 付与魔法Lv.1 毒術Lv.15  麻痺術Lv.15 料理Lv.1 解体Lv.9 鑑定Lv.4

【装備】

普通の槍 STR:+8 耐久:214

六花のチョーカー VIT:+1 耐久:276

シルクのシャツ VIT:+3 INT:+1 耐久:690

皮のズボン VIT:+5 耐久:239

エンジニアブーツ VIT:+2 AGI:+1 耐久:27


残りポイント:41


 槍術のレベルが二十になり、【反撃(カウンター)(槍)】を使えるようになった。相手の攻撃に合わせて使用すると相手の攻撃を無効化しつつ威力が上乗せされた攻撃ができる。レベル上げの時に練習を兼ねて使ってみたがタイミングがかなりシビアな印象だった。クールタイムが長いこともあって、なかなか成功させるのは難しそうだ。


 神官のコートは動きにくかったから装備せずにレベル上げをしていた。シルクのズボンは途中で破損してしまったから、セントルでズボンを買った。


 俺の考えが正しければ、これで新しい職業に就けると思うんだが……。どこに行けば良いのだろうか?


 ひとまず、時の神殿に行ってみることにした。



 補助魔法士ギルドの近くの鏡まで飛ぶ。ギルドの性質上プレイヤー人気は低いのか、ギルド内は閑散としている。


「ご用件をお伺いします」

「転職についてです。上位職になるための条件があれば聞きたいです」

「現在、戦士だと思われますが……」

「はい。神官はマスターしてます」

「上位職のうち、二つの職業をマスターすることで就くことが出来る職業を融合職と言うのですが、当ギルドが把握している神官を含む融合職は聖騎士です。聖騎士は戦士の上位職の騎士との融合職です」

「騎士になる条件は分かりますか?」

「すみません。私には……」

補助魔法士とは正反対な職業を知らないのは普通だ。諦めて帰ろうとすると、「知っていますよ」と言う声が聞こえた。


「ルカさん?」

「はい。元々は聖騎士でしたから」

だから強かったんだと納得する。


「条件は最低一種類の武術がレベル二十であること、HPを二百、STRとVITを五十であることです」

「……STRが低いっていってませんでしたっけ?」

「私の職業はSTRが大きく下がってしまうものですので」

槍術が二十だが、ステータスは大きく足りないな。八十三ポイント必要か……。あと二十一レベル上げる必要がある。


 新しい職業に就いてその職業のレベルを上げられれば二十一レベルも必要ない。神官系統に何か良い職がないか聞いてみよう。


「おすすめの職業はありませんか?」

「補助魔法士はどうでしょう。神官をマスターしているなら、後は補助魔法三種類をレベル十で転職できますよ」

ルカさんはアドバイスをしてすぐに仕事に戻っていった。忙しいのに質問に答えてくれていたんだな。レベル十ならサポートよりに戦えばすぐなれそうだ。


「私は回復術士をおすすめします。神官をマスターすることと、回復魔法レベル二十が条件です」

「一度神官になってから、どちらの職業になるか決めることにします」

「それが良いですね。転職の手続きを行いましょうか」

転職のイベントは一度目と同じように進み、無事に神官になることができた。補助魔法士ギルドでは職業に合った装備が売られていたため、それらを買って装備する。


 補助魔法のレベル上げのための装備を揃えてみたらSTRが貧弱になってしまった。自分で攻撃することはないから問題はないが。



 神官に転職したあとは、他のプレイヤーとパーティーを組んで冒険者ギルドの依頼をこなしていった。サポート役に徹していたところ、三日で補助魔法士の方の条件を達成することができた。


 回復魔法と強化魔法は使う場面が多かったから上げやすかったが、妨害魔法は使う機会に恵まれなかった。そのため、多少無理やりになってしまったが……依頼は誰も欠けることなく達成できたから良いだろう。


リック

種族:人間ヒューマン Lv.55

職業:補助魔法士 Lv.1 【補佐】(マスター:戦士、神官)

HP:100/100

MP:70/70 〈+10〉

STR:20(−5)〈−2〉

VIT:12(+11)

INT:50(+13)〈+8〉

AGI:16(+6)

【スキル】

使役 槍術Lv.20 棒術Lv.8 索敵Lv.6 回復魔法Lv.13(+1)  強化魔法Lv.13(+1) 妨害魔法Lv.10(+1) 付与魔法Lv.1(+1) 毒術Lv.15  麻痺術Lv.15 料理Lv.1 解体Lv.9 鑑定Lv.4

【装備】

タクト(白) STR:−5 INT:+5 攻撃魔法使用時威力低下 耐久:391

六花のチョーカー VIT:+1 耐久:216

聖職者のペンダント INT:+2 補助魔法威力上昇 耐久:231

白いローブ INT:+5 耐久:321

シルクのシャツ VIT:+3 INT:+1 耐久:626

皮のズボン VIT:+5 耐久:198

エンジニアブーツ VIT:+2 AGI:+1 耐久:370


残りポイント:48


【補佐】

補助魔法士が持つ職業スキル。スキルレベルは補助魔法士の職業レベルに依存する。レベルの数だけ補助魔法系のスキルのレベルが上昇する。また、常に仲間強化が発動する。(重複した場合、倍率は1.21倍)


 パーティーを組んだり、パートナーが多かったりすると恩恵を多く受けられるな。いつもは器用貧乏みたいになっていたから、次のイベントは自分は攻撃せずにサポート特化で挑んでみようかな。スキルのレベル上げの副産物でフレンドも増えてきたことだし。

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