月の民は瞬きをする
一ヶ月ぶりです。別に待ってねーよ、と思われるかもしれませんがお待たせしました。第二話です。
今回からどんどん新キャラが出てきます。ヒロインじゃねーかと思われるヒーローその②も出てきます。ではどうぞ!!
亡霊×少年少女
第二話『スタートラインはここから』
————運命なんかじゃない、これはすべて必然だったんだ。
年明けとともにここ横浜の街の片隅で、カチリとなにかが始まる音。降り積もる雪のように、その決意は静かに積もった。
スタートラインはここから。
亡霊のようにさ迷って生きていたオレたちが、ほんとうの愛を知るための旅路へ向かう合図。
隠された真実の裏で、オレたちはもがいて、足掻いて、生き抜くんだと。
いまなら、ぜんぶ、わかるのに。
丁寧に巻きとったフイルムを一所懸命たどって、元に戻す作業を繰り返して、オレはきっと……あのすべての日々を愛おしく想うのだろう。
狂おしいほどの《愛》を、いまなお輝く君に捧げる。
亡霊×少年少女第二話をご覧頂き、ありがとうございます。螢名です。
第一話について何もコメントが無くて不安の中の投稿ですが、いかがでしたでしょうか?「この話から知った」という方もいらっしゃるのかな?いたらいいな……。
第二話は新たなヒロイン笑登場の回でした。四季くんです。彼はいろいろと抱えているので、小出しにしてじわじわと攻めていきたいと思っています。お付き合いよろしくお願いします。
さてさて、この話からようやく本編スタート、といった感じです。第一話が中学生編なら、第二話から長い高校生編。長いです。予定では。
私は五、六話くらい作り置きしておかないと気が済まない……というか怖いのでコレを書いてる今、七話を制作中なのですが、まだ序盤って感じです。名前だけ出てる逸覇も、いつ出てくるのか不明な状態です。というか、迷ってます。いつ出すの?今でしょ!じゃねーよ早いよ!みたいな。
ちなみに六話まではポメラたんに打ちこんでパソ子さんで取り込んで投稿、の流れですが、七話からはiPadたんを買ったのでiPadたんからダイレクト投稿の予定です。勝手が分からないので、もしかしたら変わるかもしれませんが。作っているのはiPadたんです。電子書籍読みながらやってます。作業が遅くなった!?
とまぁそれは置いておいて。
第二話のコンセプトは「新しい」です。第一話の続きですが、一覇たちにとっては新しい世界、なので。私の高校入学時を思い出して書きましたが、特に参考になってません。生き別れの幼なじみなんていなかったw成績良くも悪くも無かったw
と、そんな新鮮な気持ちで読んでいただければいいと思います。もちろん、この話から読んでもオッケーですよ!一話も読んで欲しいけど。
そんなわけで、引き続きよろしくお願いします。次回は一ヵ月後、七月終わりか八月頭を予定しております。
ではまたお会いしましょう!
2015.6.30 螢名




