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この期に及んでまだ誘う?-1

 帰りの車内で、暇ができたら父方の祖母のお参りに行こうと言い出した妹。

 今まで、父方の祖母の「お参り」と言えば、親族あげての「法要」以外では「墓参り」しか今までしてこなかったので、「それなら」と了承した私。――だって「墓参り」って、墓がある所(他県)まで行って、墓掃除をしたり、花や線香をあげたりすることですもんね?


 でもその後の会話に「お寺さんに」とか「お寺さんで」とかいうフレーズが出てきてふと不安に。

「アンタどこでお祖母ちゃんのお参りをするつもりなの?」

 問いただせば同県内にある「念佛宗」の別院を想定していたとのこと。

「他県まで行かなくていいから気軽にできるし…」

 モゴモゴと言い訳する妹に、

「冗談! もう義務は果たしたよね?」

 妹の「執着」につきあってやったんだから。

 妹が黙り込んだことでこの話は流れたものの、私の怒りは彼女にはこれっぽっちも響いていなかったのでございます。

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