「専修賢善」推しだって正直に言えよ。

　臆面もなく布施行を売り込む「念佛宗」。

　集金宗教の「念佛宗」にとって、最後に残るのは一銭にもならない念仏などではなく、布施だってことだよね。

　でもそれって、「念仏ごときで往生なんかできるはずがない」ってことを教団を挙げて喧伝しちゃっているようなものだと思うんだけど。

　「往生したかったら念仏ごときじゃ足りない、善行（布施とか）で嵩(かさ)増ししないと」っていう「念仏以外も重視する考え方」つまりは「念仏を軽視する考え方」を、親鸞は「専修賢善(せんじゅけんぜん)」と呼んで、異端・邪義と切り捨てているのだけれど、集金宗教「念佛宗」の本領はその「専修賢善(せんじゅけんぜん)」、つまりは布施行にあるわけだから、自ら異端・邪義と認めていることになるよね。

　そのくせ、念仏を大切にしたビッグネームを持ち上げてすり寄っているのが滑稽でしょうがない。

　親鸞が異端として息子まで切った「専修賢善(せんじゅけんぜん)」を、自分たちがなりふり構わず推している、金にはならない「念仏」を軽視しているってことが分かっていないか、分かっていてそれで良いと思っているんだろうな。