表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東人剣遊奇譚  作者: 卯月
第六章 迷い子の帰還
151/174

第6話 戦場の前夜祭



 (臭い……オーク共は水浴びすらせんのか。何という汚らわしい生き物だ)

 年若いエルフの戦士エアレンドは美麗の顔をしかめて鼻を抑える。歪んだ顔は、それでも人族の天才彫刻家が命を賭して生み出した作品すら及びもつかない美を備えていた。

 若いエルフの周りにはオークは一頭も居ない。敵の軍勢はまだ山を一つ隔てた先にいて、垢と涎の酷い悪臭だけが若者の居る宿営地の中にまで風に運ばれて鼻腔を刺激していた。

 オークの臭いに不快感を示すエアレンドに同調するように、森から一緒に旅立った二名の若いエルフが鼻を抑えているが周りから見れば少数派だ。


「どうした、直接対峙したオークの悪臭はこの程度では済まぬぞ。この程度の臭いで怖気づいたのなら、早々に森へ引き返すが良い」


「なにを!?私は悪逆非道の魔人族を討ち果たしに森を出たのだ!下等なオークに臆すると思うてか!」


 近くに居た年上のエルフからの忠告に気色ばんで声を荒げ、エアレンドの隣にいたグロースとフェンデルは同調して反論する。

 村の父や長老達からは若輩という理由で止められても、無理をして連合軍に参加したのに、未だ遥か遠方にいる敵を恐れておめおめ逃げ帰ったなどと、どうして出来ようか。

 年長のエルフは三人の血気盛んな様子に頼もしさより危うさを感じた。だから同族として少しばかりお節介を焼いてしまう。


「臆していないならそれで良い」


 年長のエルフはそれだけ言うと、自らも明日の準備のためにその場を離れる―――ように思われたが、立ち止まって踵を返して三人に向き直る。


「しかしお前達はこれが初陣、明日は戦場の空気を感じて生き残る事だけを考えて戦え。もし手柄を立てようなどと欲を出せば、屍になるのはお前達だ」


 釘を刺して今度こそエルフは立ち去った。エアレンド達は本物の戦士の凄みに気圧されて何も言えなかった。

 初陣を備えての高揚感がすっかり冷めてしまった。三人は無言で弓の張りや防具の紐が千切れていないかを確認する。

 フェンデルは落ち着かない様子で楓の葉を模ったブローチのお守りを見つめて気を落ち着ける。隣のグロースはナイフの切れ味が鈍っていないかを確かめようとして、誤って指先を刃で切ってしまった。


「いっ痛っ!」


「大丈夫か?すぐに手当てしないと」


 エアレンドが背嚢から傷薬と包帯を出そうとしたが底の方に入れてあったので手間取る。


「おや、痛そうだねえ。ちょっとババに見せてごらんなさい」


 突然グロースの手を掴み、切れた指先をじっと観察する恐ろしく小柄で≪豊穣神≫の牛の意匠を模った杖を持つ神官服の老婆に三人は狼狽えた。

 老婆は慣れた手つきで切れた指先に、持っていた酒を振りかけて消毒をして、腰のカバンから取り出した薬を手早く塗って包帯を巻き処置を終えた。


「ほい、これで良し。関節を曲げて弓を扱えるか確かめてごらん」


「あ、うん―――ちょっと硬いけど何とかなる」


「友の治療をしていただいて感謝いたします神官殿」


 指の動きを確かめているグロースに代わり、フェンデルが老婆に恭しく頭を下げた。

 老婆は手をパタパタと振って、そんな畏まらずともよいと礼をやんわりと断った。

 エアレンドは白髪の老神官がただ小柄ではなくミニマム族と気付いた。

 魔人族に抗する人類連合軍は様々な種族によって構成される。一番多いのは最大数の多い人族、次に人狼族を筆頭とする獣人集団。そこにやや数の少ないエルフとドワーフが続き、ミニマム族は最も数が少なかった。

 数の少なさに大した理由は無い。単にミニマム族は小柄故に身体能力に劣り、戦働きに向かないだけだ。それを責めるような卑劣な者も少なからず居る。誰だって己や身近な者が命を賭して戦っているのに安全な場所で暢気に暮らしていれば恨み言の一つぐらいは漏らしたくなる。

 幸い三人はそうした悪感情をミニマム族に持ってはおらず、何よりこの場に居るという事は目の前の老婆も戦う意思があるという事だ。それを踏みにじるような真似は決してしない。ただ、三人はなぜ老骨を押して戦に馳せ参じたのか気になった。


「失礼やもしれませんが、神官殿は何か大きな理由があって魔人と戦うのでしょうか」


「そんな大層な理由があるわけじゃないよ。単にババアが若いのの世話を焼きたいだけさね」


 皺だらけで少々見辛くとも朗らかに笑う様は、実際はエアレンド達の方が年上でも、素晴らしい経験を経た人生の先達と自然に敬う気になる。

 しかし「若いの」というのはどのような者だろうか。親し気な口ぶりから察するに、初対面のエアレンド達とはまた違い、よく知った仲というのは見当がつく。

 その時、遠くから誰かを呼ぶ声をエンシェントエルフ特有のナイフのように長く尖った耳が捉えた。


「おーい、カナリアばっちゃん~!ボク、お腹が空いたから早く晩ご飯作ってよー!」


「ありゃありゃ、つい話し込んでて夕食の準備を忘れてたわね」


 失敗失敗と老婆は笑って、声のする方に振り向いた。

 視線の先には、赤と青の珠玉が嵌め込まれた杖を持つ、鹿毛色の長い髪を両サイドに分けて三つ編みに結んだ小柄なエルフの少女が頬を膨らませて仁王立ちしていた。

 エルフ自体は連合軍に多く参加しているから取り立てて珍しいとは言わない。エアレンド達より幾分若く見えても、エルフは他種族の何倍の生きているので見た目での判断は難しい。だから初見で子供と侮るのは不適当なのだが、別の理由で三人のエルフは目を剥いて驚いた。


「なっ!?なぜ君がここにいるレヴィア!!」


「あっ東の森のエアレンドだ。あと誰だっけ?グロールとフィンデル?」


「グロースだ!」


「フェンデルだぞ。生まれた森は違えども何度か会っているのだから同胞の名前ぐらい覚えたまえ」


「そっちの若衆はうちの嬢と知り合いだったのかい。積もる話があるなら、今日の夕食を一緒にどうかね?」


「ボクは大して話すことは無いけど、ばっちゃんのご飯は美味しいから、食べてみなよ」


 三人は互いの顔を見てから全員、カナリアと呼ばれた老神官と、概して典雅で品のある神代のエルフの割に失礼な物言いをするレヴィアに付いて行った。

 カナリアとレヴィアの野営地はすぐ近くにあった。レヴィアが指差す先には、二つの天幕と体格の異なる三人が石を組んで設えた竈の前で、下処理した食材の番をしていた。


「おう婆さま、戻ったか………野草取りに行って随分でけえ草を取って来たな。それも三本もだ!」


 ガハハと豪快に笑って酒瓶を呷るのは薄い口髭を生やした、レヴィアと同程度の背丈の若い男だ。背は低かったが手足は骨太で、胴体もみっちりと硬い筋肉の詰まったやたらと四角い印象を受ける。三人の内の一人は頑強な肉体と繊細な指先を持つ、白髪の若いドワーフだった。


「これギーリン!客人に失礼だよ。それに明日は一緒に命を賭けて戦うんだから、少しは憎まれ口を整えないかい」


「へいへい。美味い飯を作ってくれる婆さまにそう言われちゃあ聞かないわけにはいかねえな。済まねえな戦友達よぉ、俺はアンタ達みてえにお上品に育ってねえんだ。だから適当に流してくれや」


「あ、ああ。明日の戦では共に魔人を討ち倒そう、ドワーフのギーリン」


 フェンデルはギーリンの粗野で荒々しい物言いに多少気圧されつつも、戦友という言葉には好感を抱く。

 エルフは粗野で荒々しい物言いを好むドワーフとはソリが合わない者が多い。それでも過去に幾度となく、肩を並べてゴブリンやオークのような醜悪な亜人を倒した逸話を生んできた。だからフェンデルはドワーフの強さを知識の上で知っていた。

 エアレンド達はそれぞれ草の精霊達に頼んで草の腰掛を作ってもらい、そこに座る。フェンデルは早速ギーリンに酒を勧められて呑まされていた。

 カナリアは我関せずと食材を瞬く間に切り揃えて、流れるような手つきで下ごしらえを終え、迷いの無い手つきで次々鍋に入れる。一つ一つの動作があまりに洗練されていて、まるで手品を見ているような気にさせられる。

 グロースは手持無沙汰もあって、竈を挟んで向かいに座って、魔導師のローブを羽織った人族の男に視線を向ける。

 男はローブの引っかかった枯れ木と見間違えるように身体が細く顔色が悪かった。そのくせ目だけはギラギラとして異様に力が籠っており、一瞬たりとも手を休める事無く手元の本に何かを書き込んでいた。その異様さにグロースは腰が引けてしまう。

 しかしレヴィアは明らかに近づいてはいけない相手にも一切物怖じせず、ペンを握る腕を掴んで無理矢理動きを止めてしまった。

 男はエルフの少女を睨みつけるが、エンシェントエルフなので華奢に見えてずっと力の強いレヴィアに抗せずに舌打ちだけで留めた。


「ちょっと~陰険バグナス!!ご飯時は物書き止めろってばっちゃんに言われたの忘れたの!?」


「あぁ?まだ出来てないだろうが。俺の至福の一時を邪魔するんじゃねえよ。つーか手を放せ、痛てえ」


「まったくもう。あんまり根を詰めすぎると明日寝込んでも知らないぞぉ。この前の戦だってそれでお目当ての魔人を逃がしたんでしょ」


 バグナスと言われた枯れ木男はレヴィアに言いくるめられて、舌打ちした後に本を懐に隠した。


「ガハハ!バグの字よぉ。おめえさん、頭に比べてヤワすぎんだよ。その鉄板胸娘に負けねえように肉食え肉!」


「誰の胸が鉄板なのさ短足のろまドワーフ!」


「うるせえ筋肉ダルマが。肉体労働なんざ俺より木偶にでもさせとけ、こんなふうにな」


 バグナスが腰に差してあるヌラヌラと黒光りのする短杖―――おまけに先端には悪趣味な髑髏の意匠を設えた―――を握る。その瞬間、口を開かなかった最後の一人が獣の唸り声のような重厚感のある声で、しかしやんわりと止めに入った。


「おやめなされ導師。力を奮えばせっかく神官殿に作っていただいた料理が台無しになりますぞ。それに祈祷師殿と鍛冶師殿も口論は新たな戦友達の前では控えられよ」


 フードをすっぽりとかぶり、顔を隠した戦士風の巨漢の諫める声で全員が不承不承ながら押し黙る。

 エアレンドは戦士がなぜ顔を隠しているのか気になった。そして彼の体内に宿す火の精霊の強さに些か驚きを禁じ得ない。これほど強い精霊を身に宿した者は炎を操る幻獣でもそうは居まい。

 フードの戦士は己が初対面のエルフの戦友達の視線を集めているのに気付き、顔を隠していたのを謝罪してフードを取る。

 三人は戦士の素顔を見て先程以上に驚き、誰もが無意識にある単語を放った。


「ドラゴン!?いや、だが――――」


 シングと呼ばれた男の頭部は口端まで鋭い牙が生え揃い、青く輝く瞳の奥に蛇のような一本線の瞳孔を備え、硬質の赤い鱗を持ち、槍のように鋭い四本角を天へと伸ばした竜そのものだ。


「ふふん、どうだぁ参ったか~!!ボクもシングを見た時は飛び上がるぐらいに驚いたもんね~」


「何で鉄板胸が勝ち誇ってるんだよ。まあ、おめえさん達がシンの字を見て驚くのは無理もねえ」


「顔を隠していたのは許されよ。拙者は恥ずかしがり屋でしてな、不必要に注目を集めるのは好まぬ」


 冗談めかして含み笑いをする様は、典雅な神代のエルフから見ても確かな知性と品格を感じさせた。


「こいつは古竜と人族の女との混血児なんだとよ。俺も胡散臭い伝説のたぐいを除いた確かな資料で前例が数件だけあるのは知ってたけどよ、実物を見たのはこいつが初めてだったぜ。それで目立つから大抵顔を隠してるのさ」


 バグナスがギラついた目でシングを捉える。その様子はさながら獲物を前にして舌を出した蛇のように粘着質かつ、少年のような真っすぐで情熱的な憧憬、その上で友を気遣うような優しさも垣間見える、一言では表現しようのない複雑な執着心を覗かせていた。

 ドラゴンとは時に暴力の具現と恐れられると同時に、神代のエルフと同じぐらい永劫の時を生きた個体は高い知性を宿す事もある。そういう意味ではシングは竜の暴力性を感じさせず、仲間の諍いを仲裁する佇まいはむしろ精霊と共に生き、自然の調和を好むエルフに近い。勿論人間にも争いより調和を好み高潔な精神を宿す者は数多くいるから、竜と人の血脈でも彼のような人物は決して異質ではあるまい。

 それはそれとして、グロースは何とも奇妙な面々が一党を組んでいるのを不可解に思う他無い。

 推定リーダーの竜人戦士を筆頭に、エルフの祈祷師少女、ドワーフの鍛冶屋、人間の魔導師、ミニマム族の老女神官。魔人族に抗するために集まった多種族連合軍の中でも指折りで風変りな一党だろう。どういう縁で集まったのか、森から出て来たばかりの年若いエルフには想像すら出来なかった。


「みんな挨拶は済ませたから晩ご飯にしようかね。腹が減っては何とやら、明日のために腹一杯食べんさい」


 調理を終えたカナリアがグツグツと煮立った鍋から具だくさんのスープを椀に入れて全員に渡す。具は肉や野草の他に干し芋も入っている。

 グロースは匙で肉を掬って一口頬張った。肉感はやや硬くて噛み切るのに手間がかかるが、あっさりとした口当たりは鳥肉のように思える。スープにたっぷり入れた野草のおかげで臭みは全く無い。美味と言ってよかった。


「なかなか美味いがこれは何の肉なのかね?」


「陣の近くの川で見つけたワニの肉だよ。仕留めたのはシングだけどボクが捌いたから美味しいでしょ?」


 レヴィアの答えに彼女を除くエルフ達はギョっとして食べる手が止まった。彼等にとってワニは食用にする発想すら無かったのだから驚くのは仕方がない。

 エルフ達をよそに、他の面々はワニ肉の入ったスープを実に美味そうにガツガツ食って、カナリアにお代わりをどんどん貰っていた。

 食用と思えないワニ肉に躊躇する気持ちはあっても、せっかく勧められた料理を突っ返すのはエルフの矜持に反する。三人は意を決して一口一口頬張った。なお同族のレヴィアは全く意に介さず、カナリアに肉を多めに要求していた。


「いやはや相変わらず神官殿の料理は滋味でございますな。これで明日の戦で後れを取る事はありますまい」


「ほほほ。そう言ってもらえると作った甲斐があるってものさね」


「肉は炙って焼いたのもある。腹が減っては戦にゃ勝てねえんだからよ、遠慮せずに食えばええ」


 ギーリンは金串に差して、火で炙った香ばしいワニ肉に胡椒の粉をたっぷりかけて豪快に齧っては、二本三本とお代わりをしている。

 見た目が不健康で食の細そうなバグナスもギーリンほどではないが串肉を食しているのを見て、エアレンド達も焼いたワニ肉を手に取って食べる。この様子なら未知の肉への忌避感は薄れたらしい。

 ワニ肉に慣れて少し余裕の出たフェンデルは顔見知りのレヴィアに、なぜ森を出て戦をしているのか理由を尋ねた。


「だって森の中って退屈なんだもん!だからたまたま森に来てたシング達に付いて行ってるの」


「たったそれだけなのか?それだけの理由で魔人と戦うと?」


「この鉄板胸に大層な事は期待すんなや。とはいえ俺達だって大した理由は無いから似た者の集まりだがよ」


 ギーリンは酒臭い息を吐いてゲラゲラ笑う。そして岩のような握り拳を天に突き上げる。


「俺は戦で魔人の首を獲って勲を上げてえ。それが戦う理由だ」


「生まれつき髭が薄いのをバカにされるのが嫌だから…でしょ。ほんと短足ギーリンはどうでもいいことに拘るよね~」


「うるせぇやい!あと髭を触るんじゃねえ!!」


 レヴィアにその薄い髭を指で抓まれたギーリンは憤慨するも、彼女を跳ね除けようとはしなかった。シングもこの程度はじゃれ合いと分かっているのか仲裁はしていない。


「拙者はただの武者修行ですな。鍛冶師殿のような誉より、自らを鍛えるのを目的としております」


 レヴィアの方はともかく、男二人の目的にはエアレンド達も理解を示した。エルフとて男となれば強さや誉を求める欲は分かりやすい。ドワーフの髭のこだわりはよく分からなかったが。

 だからバグナスも似たような理由で戦っていると思い話を振ったものの、当人は鼻を鳴らして否定する。


「俺は魔法の研究に必要なモノが戦場で手に入りやすいからこいつらと一緒に居るだけだ。興味があるなら明日見せてやるよ」


 妖しく笑うバグナスの不気味さに、エアレンド達の背にはじっとりと冷や汗が滲む。何というかこの男だけは全く読めないし、常識で推し量る事の出来ない不審さが抜けず警戒を解けない。

 みかねたカナリアがやんわりとバグナスを窘め、彼も母親ぐらいに年の離れたカナリアには弱いのか、肩をすくめてスープを啜る。

 各人はそれぞれ腹が満足するまで食べ、カナリアとレヴィアは食器を片付けに水辺へ向かう。


「さて、各々方も話す事は多いかと思うが今宵はここまでにして、明日の戦を生き延びてから存分に語り合うが宜しい」


 シングによって上手く締められ、男達はそれぞれ就寝と夜の見張りの準備を始めた。

 エルフ達も明日の戦のために、自分達の寝床に戻った。彼等は初陣の前夜でしばらく興奮していたが、腹が満たされた事でほどなく夢の世界を訪れる事となる。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ