表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
元聖人勇者 改め ドゲドーです。  作者: フェフオウフコポォ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

33/64

33話 ドゲドー幼女をギルドに登録させる。

 ん。じゃあ、一週間後に南門の前。

 時間は早朝の待ち合わせってことで。

 イケメン共、旅の準備しっかりな~。


 じゃ、またな~。


 ……


 さてさて。うっわー。


 イケメン達と別れたら別れたで気マズーい。


 一人にしないで~。

 助けてイケメン達~。



 ……ちらっとな。



 …………うわ。


 なんだろう。

 なんか俺が話すの待ってる感あるんですけど。


 ………なんだろう。

 う~ん。


 明らかに浮気したことに怒ってる感じだよね。


 ……こっちの世界に来てからも来る前も…こういう場面の経験ないしな。


 正直『そんなモテモテ経験してみたいわ!』とか夢に見たシーンではあるけどさ……実際そうなると『勘弁してください』以外の言葉が思いつかねぇな。



 ……


 アレだな。

 もう嘘ついても赤毛ちゃんに


 『見てればわかる』


 って言われちゃうのが目に見えてるから、正直にもう一回ごめんなさいして。

 すっきり許してもらおう。

 うん。



 よしっ! いくぞ!


 赤毛ちゃん、茶髪ロングさん。幼女っ!

 浮気してごめんなさい!


 ん? 幼女?

 ……含んでいいのか??

 まぁいっか。



 風呂でイケメン達のイチモツが全員めっちゃでかくて、イケメンの上にさらにこっちでも負けるのか! って落ち込んだら、めっちゃ性的に癒されたくなったッス!

 けど二人とも風呂入ってて相手してもらうのムリだったので犬耳ちゃんにお願いしてしまいました!

 ごめんなさいっ!



 ……………



 お?



 なぜ笑う?



 確かに理由は情けないけど、ちょっと傷つくぞ?

 自分のシモが笑われてるようで、かなり傷つくぞ??


 特に茶髪ロングさん…………笑いすぎじゃね??


 泣くぞ??


 そろそろ本気で泣くぞ???

 すでにプルプル来てるぞ?


 ……あ。許してくれる?


 あ~、よかった。


 ……笑われたけど、イーブン!

 しゃあない。

 結果よければ……まぁよし。


 …………男のプライド …………ズタズタじゃがの。




 ……え、なに茶髪ロングさん。


 不安なら一緒に鍛えようって??

 大きさより気持ちと相性、染めて染められるって? え? なに??

 ……なんか上級者過ぎて、すごい事に聞こえるよ??


 赤毛ちゃんも照れながらもそっと腕組まないで。

 いや、嬉しいけど! なんかコレ前に俺汚れちゃったパターンに似てる気がするよ??


 ちょっと一回待と?

 おちつこ?


 ほら! 二人とも幼女いるでしょ!

 幼女ほったらかしはダメでしょー!!



 なーーー幼女!

 助けて幼女!

 おう、そういえばあれだ。

 幼女はギルドの登録はした事あるんか??

 旅に出るなら必須だぞー!


 ないかー! よしっ、折角やしギルド登録しよ!

 登録すると預貯金も出来るようになるし便利やぞー!


 コレも最強の道の為に必要やって。

 ギルドのランクもある意味その目安になるしな。


 な、幼女。ギルドいこ?

 なっ!? たすけてーな!



 あぁ…………


 幼女が天使に見える。


 『お姉ちゃんたちメっ!』ってしてる。

 幼女。ステキだよ幼女!


 はい。喜んでお姫様抱っこさせて頂きます!


 はい! 幼女さんっ!

 早速向かいましょう!



***




 あれ?


 ……幼女お姫様抱っこしながら街を練り歩いて…そのままギルドに入るって……変態まっしぐらになってね? 俺?


 …………


 考えたら負けか。

 うん。

 そういうのは考えないのが一番。


 考えるのやーめた。

 ギルド着いたー! うぇーい!



 ん。案内さんや。この幼女の登録おねがいします。

 はい、降りよーね。よいしょ。



 赤毛ちゃん達は登録終わってるの??


 そだよね。

 ある程度になったら、口座持つよねー。


 ん。

 そうだよー幼女~。


 任務の受発注も出来るけど、資産管理もできるよー。

 どっちも金のなる木だからねー。

 独占してボロ儲けしてるんだよー。汚いねー。


 ほれ、幼女。

 受付すいてるみたいだから説明聞いて開設してきなさいな。

 「うんうん。はい。」

 って言ってれば終わるから。

 聞けるトコだけ聞きなさい。


 あ、嘘。


 案内さん超にらんでる。

 わからないところは質問すれば教えてくれるからしっかり聞きなさい。


 はーい。いってらー。



 ん? 参考までに俺のランク?

 一応最高のヒヒイロカネだよ?



 ……



 あー。

 案内さん。


 伝言とか、指名依頼とか…………いらないからね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ