設定紹介:オウーエツ連合とその情勢
『オウーエツ連合』
オウーエツ連合はドゥサードが生まれたダクタエックスの北東部と境を接する連合(連邦)国家。ダクタエックス王国が人類の比率が多い国家なのに対し、オウーエツ連合は人類の視点から見ると亜人と言われる獣人族やドワーフ族、エルフ族の比率が多い。山がちな国土も相まってそれぞれの地域との行き来が大変な事による各地域の独自性や自治性、種族間・部族間の独立性からひとつひとつの地域がそれぞれ独立したような社会構成となっている。
ドゥサードはダクタエックス王国の北東部よりオウーエツ連合に入ったが、このあたりは山がちな地形である。日本に住む者の感覚的に言うと関東平野から東北地方に入る時、あるいは新潟県の日本海側の平野部から山形県の酒田市に向かう時のような山越えをする必要がある。国土はダクタエックス王国との境が南西部の端であり、ここから北と東に伸びる。北は五百キロ以上、東は二百キロ余りで国土の端へと至る。北にはさらに他の国家へと続き、東はアップダウンを繰り返しつつも次第に標高を下げていき最終的には海に達する。
ちなみにダクタエックス王国側の国境の最北部はラフレシアの父であるマエナール辺境伯が治める領地である。王都を脱したドゥサードはマエナール領までは北上せず、その南の手前…他の貴族領からオウーエツ連合に入った。
オウーエツ連合とダクタエックス、両国間の人々の行き来や公益はそれなりにある。特に塩や干し魚等の海産物をダクタエックス側から持ち込む事が多い。これは塩などがオウーエツ連合内では東側でしか手に入らないので連合西部まであまり回ってこない為である。
一方でダクタエックス側からは山越えをする必要があるがその距離はオウーエツ連合の東側から運んでくるよりはるかに近い。そこで商人たちはダクタエックス側からは塩や海産物を、オウーエツ側からは山で取れる物を運ぶのである。




