表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
知らない間に魔の手に捕まり、軟禁生活がはじまりました。 ~コロナ陽性者(軽症)になっての10日間~  作者: 瑞月風花


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/3

後半5日間

後半5日


6日目


6:16起床(36.6)

鼻水と咳が出るので、アレルギーの薬を再開する。

9:50少しリハビリのためにPCを開いてみる。30分くらいかな。

眠気を感じ寝る。

寝起き(37.0)

13:55(37.4)ちょっと恐ろしくなり、また寝転ぶ。

14:55(37.3)

2.3日前に部屋に現われたハエトリグモを見てメイとクーを思い出す。

「虫はコロナにならんもんなぁ……」なんだかしみじみ思ってしまう。北京のハムスター事件を思いだし、仕方ないな、うつしたら大変だものと考え改める。

22:00就寝(36.8)

ほっと一息。


7日目

起床(36.7)

なんたること!

父が分けていたはずのトイレに入ってしまう。「もしや、ボケてきた?」と。いや、元々危機感が薄いのだ、うちの父。アンタうつったら、死ぬかもしれないんだからね!!

それなのに、ラインでしかやりとりができないもどかしさ。とりあえず、母が父の足の裏をアルコール消毒したらしい。歩いた床も除菌スプレーをしたらしい……。

あぁ、宿泊療養にすれば良かった……。でも、あの時はそこまでの判断に及ばなかったのだ。パニックって怖い。

自分の気の緩みが出てくるのは心配していたけれど、まさかの家族の緩み……。

皆さま、お気をつけください。

8:00(36.9)MyHER-SYSに記入

下がってるな、と思えるが平熱より高めなことに変わりない。そんなことに気付き、やはり気を引き締める。

11:00(36.8)MyHER-SYSなんとなく、元気を示したくなるので、入力。

注文していた水のいらないボディーソープが届く……。なんとなく今更感も否めない。でも、これからは一応石鹸で洗えるわけだし、贅沢は言わないぞ。

13:30(37.0)37.5→37.3 この辺りの熱も一度MyHER-SYSに記入していたはず……。

全く下がらないので、寝て過ごす。

18:30(36.7)やっと下がる。

21:30(36.3)MyHER-SYSに記入



8日目

今朝は朝から37.0台が続く。そして、今まで早起きしかできなかったのに、なぜか寝坊がちになる。さらにこの三日で37.5以上になると療養期間が延びてしまうので、かなり焦る。

最高は37.3だけど、このまま本当に下がりきってくれるのか心配になってくる。

予測は一切やめて、実測で測っていくことにする。

11:00(37.0)

12:55(36.7)

16:00(37.1)

17:40(37.0)

19:40(36.9)とにかく上げないことが第一。一日ほぼ寝倒す。


9日目

7:00(36.5)

一応、緊急の方に電話して今の状態を知らせ、本当に出勤しても大丈夫かを尋ねる。

37.5が目安だから、それ以上になったら保健福祉センターへ連絡するように言われる。

15:35(37.0)

19:53(36.8)


10日目

最終日!!

8:10(37.2)

9:30(37.0)

もう、ひたすら熱が上がらないことを祈りつつ、検温します。

別件で保健福祉センターへ連絡する。体調の変化を聞かれる。出勤可能と判を押してもらう。

心配だったので、療養後に37.5以上が出た場合も聞いてみる。

『自分が療養後であるということを伝えてから病院へ受診するといいらしい』

PCRで陽性が出てしまうことがあるんだそうだ。まぁ、『再発』か『残留コロナ』かそこはお医者さんの判断になるのでしょうけど。

16:30(36.7)

19:30(37.1)

絶対に明日からうちの子(猫)を撫でてやるんだ~!!と自分を奮い立たせながら、就寝準備を始める。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ